立春2016

いよいよ新しい年になりました

昨日の節分には午後から時間を頂戴して近くの有名なお寺に行き厄年のお祓いをお願いしました

厄年のお祓いは４２歳の厄年以来のことであれからもうこんなに年月が過ぎたかと今更ながらに驚きます

受付を済ませ、記念品を頂戴して本堂に座ります

僧侶の長い読経の中、一同がお祓いを受け災いが無い事を祈願しました

その後、境内に出て豆まきがあるのですが、明らかに私よりも背の低いお年寄りや女性の方々が詰めかけ、投げられた豆や餅に群がります

福を持ち帰ろうと必死の形相で夢中になられているので、私は危険を感じて後方へ引き下がりました

事実横に居た老人は地面に腹ばいになるように転んだ後、起き上がりもせずに落ちてくる餅や豆を拾っていました

頭上ばかりに注意していると老人の手を踏みそうなので更に後方へ下がりました

消極的ではありますが、周りの人達を押しのけてまで拾おうとはしませんでした

結局１つも拾えなかったのですが、ご近所のご夫婦に出会い拾われたお餅（福）を分けて頂きました


頂いた記念品の中には厄除けの御札と立派な枡と炒り豆が入っていました

孫が喜んで婿さんと共に家中の鬼を祓ってくれました

夜は妻と遅い夕食に恵方巻きを食べました

スマホで南南東を確認し、黙ったまま黙々と幸せを願いながら食べました


御神酒を少し戴いたら眠くなっていつしかうたた寝をしてしまい、朝は少し寝坊気味でした

こうして迎えた立春の朝は意外に清々しい朝でした

いつもより朝早く目覚めた孫は昨日戴いた紅白の餅を焼いて食べています

お正月程華やかな朝ではありませんが、幸福と祈り恙なく一年が過ぎる事を願う朝となりました

今日は午後から出張に出掛けます

節分2016

今日は節分である

立春が暦の上では１年の始まりの時である為、お正月と同じ意味があるが、節分はその前日の大晦日である

この１年の様々な汚れをお祓いして清い身体や心で新たな年を迎える為に行う行事が豆まきである

一説によれば豆は魔滅に通じる所から来ているというが、鬼＝災いが来る鬼門（北東）や裏鬼門（西南）を封じ込める意味があるとか

鬼に対して豆をまく意味が理解出来る

因みに鬼門の方角は丑寅であるところから鬼のパンツが寅柄になったと言われている


いずれにしても、終わりよければ全て善し、リセットして又１から始めようという所が面白いと思う

兎角、過去の失敗や嫌なことを引きずっていつまでもウジウジしている様では建設的な発想や行動は出来ない

そこで、一度リセットして気分転換して、「過去はオール善」としてやり直す

この考え方が日本らしいのか、日本では珍しいのか判らないが古くから伝えられている仕来りの中に活かされていると思うと感慨深い


特に厄年の方達はこういった神事において無病息災を願う事が多いのもこういった考え方が根付いている証であると思う

最近では単なる子供向けの行事位しか受け止めていないようだが、親位は是非この意味を理解して判りやすい言葉で子供達に伝えていって欲しい

日本という国を愛する気持ちの大切な部分として、こういった行事の意味や日本的な考え方を知る事は必要であると思う


節分と言えば最近は恵方巻きを食べる事が有名になって来ているが、これはバレンタインデーと同じ創作された新たな行事である

これはこれで、楽しんで受け入れるところが日本人らしい

大晦日の豪華な食事位に受け止めれば良いだろうし、受験生達は合格を目指して恵方を向いて真剣に食べるのだろう

因みに今年の恵方は南南東である


こんな節目の日に薬物疑惑で逮捕された元プロ野球選手にとっては過去はオール善とは行かないのは、まさに絶妙なタイミングであった感じた

日々、真っ当に生きることの上に、こういった神事が生きてくると痛感するね

悪いプロデューサー

何でも鑑定団の司会である石坂浩二さんが降板する事になったそうだが、その原因はプロデューサーだとか

私も好きで見ていたが、石坂浩二さんのコメントやカットが極端に少ないと思っていた

不自然なくらい目立たなくなっていたが、時折姿を確認する事はできるので何か変だなと感じていた

それが１０年も前から担当プロデューサーとの間で確執があり、島田紳助の降板から酷くなったとネットの記事に書かれていた

こういった事が事実であれば本当に問題である


テレビ番組の出演者は番組をより面白くする様に務めねばならない

メインの出演者は元よりゲスト出演する者はいかにインパクトを出せるかが勝負であり、その実力を認められれば出演回数も多くなり人気が出て、いずれはレギュラーを獲得してゆく

そんな実力の社会である事は誰だって承知している

紅白歌合戦に見るように例え大御所であっても出られるという保証は無い事から実力の世界である事が確認できる


しかし今回の件は随分違いがある

プロデューサーとして石坂浩二が不要であればキチンと交代するようにする事が必要で、自主的に降板させるようにしていたのであれば、これはパワハラと言わざるを得ない

この様な意図的な虐めが公然と放送されるようではテレビ東京自体が社内的にそういった構造であると思われても仕方ないだろうし、非難されても仕方ない事実だと思う

番組プロデューサーはこういった力を持っている為に新人タレント達を登用するという条件を餌に良からぬ行動を行っているという話は真しやかに話されていたが、これでさえ本当の事ではないかとさえ思えてくる


石坂浩二さんは大人である

自分がそういった立場にある事を承知しながらも何も訴えていない

番組の編集の結果、自分のカットが少なかったとしても決して文句を言う筋合いではない事を知っているからだ

おそらく彼が何も言わないのを良い事に段々とエスカレートし、継続していったのだろう

何度も言うが、抵抗しない相手に執拗に行為を続ける事を虐めというのである

この件を単なる芸能界の裏事情で方付けないで欲しいものである

部分整理

長女家族が動物園へ朝早く出掛けた日曜日、朝は比較的ゆっくりスタートした

今日は夫婦水入らずでのんびりと過ごしたい妻に、お昼を挟んで実母とカラオケに行くとは中々言い出せなかった

妹からの再三のメールで参加の返事を出したのは昨日だった

少々呆けのでかかった実母との触れ合い時間を今の内に増やしてきたいという妹の提案に私と実弟が応じる

カラオケ苦手の私は、先日リペアした古いギターを持参しようと準備を進めながら妻に告げた

案の定妻の反応は冷たいものだった

約束に時刻となったが妹の迎えが来ない

メールを確認すると、風邪気味なので今日は家から出たくないという実母の意見を尊重して延期にするという

何故かホッとした気分になる


そこで早速気になっていたテレビ周りの整理をする事にした

最近孫がビデオデッキの操作の仕方を覚えた為にテレビ周りにはＤＶＤが散乱している

扱い方が悪いので観られなくなったＤＶＤも存在する

録画した番組をダビングしたＤＶＤは何も書かれていないので中身が判らない状態

テレビ台の裏側や棚の中を全て取りだして整理をする事にした


ＤＶＤ専用ケースに入れられたものは別にして、散乱したものを掻き集める

表面や大切な裏側には擦り傷や何かが付着した汚れが目立つ

それらを流水で優しく流しながら汚れを取り、表面の水分を除去した後、１枚１枚中身を確認してタイトルをマジックで書いて行く

それを孫向けのとそうで無いものに分け、ケースに入れた

どうしても再生できない何枚かのＤＶＤはゴミ箱へ捨て、孫のもの以外は別の部屋の棚に整理して保管した

正月開けてから１ヶ月でこれほど埃っぽくなるのかと驚きながら、綺麗になりさっぱりしたテレビ周辺を観ながら満足する

古いパワーアンプとスピーカーを使用した音響システムを設置して映画用に設置をしてみる

薄型テレビのスピーカーは本当に音が悪いので通常のテレビにも対応させたかったが、外部出力端子が遭わず、デジタルをアナログに変換する必要もあるので今日は諦める事にした

映画用の高価な音響システムでは無く、ちょっとしたテレビ用の音響システムをワイヤレスで繋げるキットを販売すればきっと売れると思っている


孫の散らかしと何処まで戦えるのか判らないが、爺婆の勤めと頑張るしか無いね