紫陽花

　６月といえば梅雨、その時期の代表的な花といえば「あじさい」と「花菖蒲」。

　特に「紫陽花」は梅雨とイメージ的に直結してしまう。

　

　花菖蒲も梅雨の時期に咲くが雨に打たれると花びらは少し可哀相な状態になる。いうなれば梅雨の晴れ間にスッキリする花と言える。

　そこへいくと紫陽花は少々の雨にもへこたれない。

　

　紅葉寺だのツツジ寺だのと咲き誇る花の多さから有名になってしまう寺は全国各地に数知れずだが、久留米東方の耳納山麓の千光寺は「あじさい寺」と呼ばれつとにこの時期は美しい。

　小さな子供などアジサイの花の海に溺れてしまうので要注意。

　気の早い薮蚊など出てこないことを祈りたい。

　「去年まで出掛けた場所の花便り」