カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

がまだせ!!ロアッソ!

2017-08-28 09:52:47 | スポーツ
 最近の気象状況と同じで、最近のロアッソは雲行きが怪しくなってきた。

 20位と下位に低迷し、降格圏争いに堂々の参入なのである。

 それでも、というよりそれだからこそホームゲームとあらば応援に駆け付ける。

 

 夕日が傾き、入道雲が次第に薄れ、照明に灯りが点き、夕方の飛行機便が次々と着陸する。

 暑かった日中の生ぬるい風も幾分涼しさを増し絶好のサッカー日和。

 

 マスコットキャラクターや近郷近在のゆるキャラ達の楽しい体操で子供達も喜ぶ。

 きょうはゆかた女子が優遇される日で、やたらと会場では浴衣姿の若い女性が見られた。

 

 試合前の練習では、先ずサポーター席で勝利の気合いを入れるのは恒例のこと。

 選手・サポーター・一般観客席の一体感が盛り上がり、今日は勝てそうという思いが強くなるセレモニー。

 

 スタジアムDJが元気の良い声で「今日勝つのはどっちだ!」と叫ぶと、ロアッソ熊本のコールが起こるのが手筈だが、今日は言わなかった。

 常々このコールは余分なことだと思っていて、毎回せがまれると嫌になって「やってみにゃ判らん」と小さく声に出していた。

 スターティングメンバーは多分勝つのはこっちだと思って並んでいるのだろう。

 負けるつもりで出場する者はいないはずだ。

 

 で、結果は前半の45分を過ぎて、ロスタイムの終わり間際にちょっとした気の緩みを衝かれてシュートを決められた。

 終始押し込まれていて、放ったシュートは何本あったのだろうと思う試合運びだった。

 常にボールを支配されて、相手に与えたコーナーキックの数はかなりなものだった。

 右からのキックをはじいて左からになり、それをはじいて右からのキックという繰り返しを何も度やられるとコーナーキックの防御の練習をしているのかと思うくらいだった。

 唯一後半の30分過ぎに選手交代をした辺りからやっとロアッソの動きが出てきた。

 なぜあの動きがもっと早く、せめて後半の入直後辺りから出来なかったのか不思議でならない。

 シーズンの初めの挨拶にはよく「J1を目指し・・云々」があったが、最近は聞くこともないし、「今日勝つのはどっちだ」も無くなった。

 降格から抜け出して喜んだ去年のシーズン同様、今年もそのレベルで狂喜乱舞することになるのだろうか。

 残されたシーズンの、目の前の1戦に全力を傾注していくしか道はない。

 少なくともホームゲームは全試合応援に行くつもりだ。

 私のような年寄りが熱くなれるのも、郷土のチームだからだ。

 
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