カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

暮れなずむ町の西空に月が出てすぐ沈んで・・・。

2017-08-24 13:33:34 | 日常あれこれ
 人間ドックで、方やコレステロール値、此方血糖値がやや高めと判定されて、その日から相方と二人で日没後渋々歩き始めた。

 私はわりと歩いていてたのだが、8月に入って連日の35度越の猛暑に、歩かないのも健康のためと割り切ってセーブしていたし、暑いのでアイスクリームなどを一日3個くらい食べていたのがよろしくなかった。

 「相方が高血糖という泥棒を捕まえたので縄を綯わねば」というのでついでに付き合うことにした。

 太陽が沈み夕焼けも薄くなって暮れなずむ西空に、細い眉を引いたような月が出ていた。

 歩くコースの半分も行かないうちに沈んでしまったが・・・。

 「・・・♪上弦の月だったっけ 久しぶりだね 月見るなんて・・・♪」な~んて云う歌を口ずさんでしまった。

 そこでウオーキングをしながら、上弦の月とは何ぞやという話になった。

 
 (以前の皆既月食時の半分欠けた月)

 弓の弦の部分が下になったのが、下弦の月で上になっていたら上弦の月というのが相方の意見。

 私の意見は三日月から段々と満月になって行くときの半月が上弦で、満月を過ぎて半月になったのが下弦の月というもの。

 それじゃ家に帰ったらネットで調べて見ようということになった。

 最初のサイトでは、「半月の月で、上弦の月は上旬に出て下弦の月は下旬に出るということで出る時期が問題で、弦の見た目の上下は関係ない」というものがあった。

 こりゃ完全に相方の意見を否定する説明だったが、流石にこの答えには私も納得出来なかった。

 で、もう一つサイトを選ぶと、「新月から新月(1朔望月:約1ヶ月)に至る間に2回訪れる半月で、最初の半月(月齢7.38)を上弦の月、満月を経て二度目の半月(月齢21.15)を下弦の月という。

 とあって、通常の生活時間での見え方は上弦の月は、弦の直線部分が上で下弦の月は下に見える。ただし、深夜と早朝の登った直後と沈む直前とでは上下がほぼ逆になる。

 とあった。

 上弦の月も下弦の月も文学的な表現であって、科学的な意味は全く無いと断ってあった。

 さてさて、「・・・上弦の月だったっけ久しぶりだね」と言われた「旅の宿」での浴衣を着た彼女は何と答えたのだろう。

 ああ、そうそう、「もう一杯いかがなんて 妙に色っぽいいね・・・」とお酒を勧めて誤魔化したかな?

 いやいや、「・・・君の膝枕にウットリ・・♪」していたんで、月が上下逆さまに見えたりして下弦の月を間違えた?

 そもそも何だ、上弦と下弦じゃ見える時間帯が全く違うから、この「旅の宿」での一件は意味合いが相当に異なるぞ。

 「思い出も曖昧にする朧月」

 
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