カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

虫の好く男

2017-09-16 13:09:40 | 日常あれこれ
 去年のブログに女郎蜘蛛の事を書いている。

 同じ場所の姫柚子の辺りを台風対策のついでに探したが、今年はいなかった。
 
女郎蜘蛛
 庭の隅の柚子と百日草を股にかけて女郎蜘蛛が巣をかけて住んでいる。 もっと小さかった頃からの知り合いだが、最近は大きくなってしまい堂々としている。 一匹で生活し、群れない孤......

 しかしよくよく見ると、葉の色とまったく同じような色合いの青虫が枝にへばり付いていた。

 
 (姫柚子の枝の青虫)

 この青虫は毛がないので、毛虫とは呼べない。

 以前から黄揚羽蝶が盛んに辺りを飛び回っていたからきっと柚子の木に産卵して青虫になったのだろう。

 キバナコスモスやその他の花も結構咲いているのに、ぐるりと廻っては直ぐに花も無い柚子の木に戻ってくる動作を繰り返していたのを見たことがある。

 金柑の木にももう一匹いるので、きっと青い常緑の葉が保護色になるし食料としても柑橘系の葉っぱが好きなのだろう。

 大きいわりには大食漢ではないので葉っぱも気になるほどは食べないし、触っても刺したり慌てて逃げたりもしないのでそのまま「さなぎ」にさせておくと来年も大きな揚羽蝶になって庭を飛び回る。

 蝶の放し飼いも、女郎蜘蛛にまけずなかなか風流なのである。

 家の中の蜘蛛の巣を張らない小さくぴょんぴょん飛ぶ蜘蛛も健在で、相変わらず窓を開けて追い立てると自分で窓の外に飛び出して逃げている。

 どうやら虫には、「虫の好かない男」とは思われていないようである。

 「青虫が立派な蝶で里帰り」

 
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