カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

知らせるということ

2017-09-11 09:53:59 | 熊本地震
 我が町の図書館は情報交流会館という施設の中にある。

 ロビーの展示スペースには時々オヤッと興味を引くようなものが展示されていたりする。

 ただ図書館に用事があるときだけしか私は目にすることもないのだが・・・。

 
 
 熊本地震における被害の広がり、活断層の分布と地域別の揺れ方の特徴等と共に日本列島構造線に至るまでかなり細かく図表化して説明されている。

 前回見た地震動による地面の変位のグラフもそのまま床に平面展示されていた。

 やがて地震の実態を後世に伝えるための資料館のようなものが出来るはずだが。

 専門的なデータとともに、普通の人が視覚的に認識が容易な方法での展示が重要なのだと思う。

 町外れの総合体育館や陸上競技場などのもっぱら体育施設を主体とした地域に、後から造られた情報交流会館は場違いな感じがしたものだが、体育施設が全て被災し使用不能で、唯一使えるのが図書館併設の交流会館というもの皮肉な話だ。

 施設を利用する人の偏りは、そのまま情報の受け手の偏りにもなる。

 こうした展示がなされていることすら知らない人は多い。

 地方の問題の一つは、やはり情報発信力の弱さなのだ。

 
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コメント
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