カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

ミョウガお宿

2017-09-22 19:50:35 | 日常あれこれ
 NHKのBSだったと思うが山奥の尼寺で3人の女性が楽しく生活をするという番組を時々見る。

 山菜とかを上手く使って、めずらしくかつ美味しそうな料理を手軽に作ってしまうのにいつも感心している。

 相方がVTRで何度も見るので、いつの放送だったのかは定かでないが「みょうが」を使ったものがあった。

 実は昨日農家の採れたて市で、「ミョウガ」が売られていた。

 

 直ぐにあのテレビ番組が頭に浮かんで、使い方も知らないのにミョウガを買ってしまった。

 買った後で「何かに使える?」と相方が言うので、「みそ汁に刻んで入れてみるか」と答え、責任を取らされて今朝のみそ汁に刻んで入れてみた。

 少し入れた程度では何の変化もなかったので、3本ばかり刻んで入れたらミョウガ独特の風味が感じられた。

 で、食べてしまってから思いだした。

 昔、子供の頃読んだ「みょうが御宿」という物語を・・・。

 ミョウガを食べると物忘れが激しくなるので、宿の主がお客にミョウガを食べさせて忘れ物をさせようと計画したものの、確か味見かなにかで自分達も食べてしまい、宿賃を貰うのを忘れてしまったといった風な物語だったと記憶するが・・・。

 うまく思い出せないのはさっき食べたミョウガのせいか??

 歳を取って、ただでさえ物覚えが悪くなっているところに、更に追い打ちを掛けたかな。

 忘れるをキーワードに「猫は三歩歩くと忘れる」だったか「鶏は三歩歩くと・・・」だったか思い出そうとしたが、思い出せなかった。

 

 ネットで調べたら「鶏」の方が三歩歩いて忘れる方で、「猫」は記憶力が抜群に良い方になっていた。

 単独行動で、一匹で危機に対応する必要性から自ら学び、学んだことを記憶する必要があったのだとか・・・。

 そう言えば、「シロ君」もトイレは一回で覚えたし、水飲みも洗面台に飛び上がって人間の真似して水道の水を飲んでいたことを思いだした。

 「おいおい、おれの話も聞いてよ~」と無視すると手を伸ばしてチョンチョンと突いていたあの頃を思い出す。

 猫の思い出に対比させて、時代の思い出を辿ると、難なく蘇ってくる。

 猫はミョウガの忘れ物も思い出させてくれる能力の持ち主なのかも知れない。

 
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