カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

田舎のとてつもなく大きな秋

2017-09-25 10:26:41 | 日常あれこれ
 朝から近所の奥さんが電話を掛けてきた。

 我が家の相方から貰った栗で「栗ご飯を炊いたので、少し持って行くから裏口のドアから塀越しに受け取って欲しい」とのことだった。

 栗は先日相方の親戚が「採れすぎて困る」などとこぼしながら車でもってきてくれたもの。

 その前は、カボチャが出来すぎて困ると言って大きなカボチャを何個か持って来た。

 カボチャはスープにするため、茹でた後プロセッサーで細かくして小分けして冷凍保存している。

 それでも余ったカボチャは、近所におすそ分けした。

 今度の栗も、茹でたり「栗ご飯」にしたりといろいろやったが、余ったので例の如く近所に・・・。

 その結果が朝の電話だったのだが、今の時期は田舎ではいろいろなものが実る時期なのだ。

 去年のブログにはたった1個の栗について大袈裟に書いている。
いがいが頭の小さな秋
 地震で崩壊した墓の工事進捗状況を見に田舎の道を車で走っていると道路の中央に大きな栗のイガを発見した。 そのまま通り過ぎてしまったが、もし帰りに踏みつぶされていなければ拾って帰......

 今年は様変わりで、頂き物で秋の味覚が溢れそうになっている。

 元々農家だった夫婦がつとめに出て、ほぼ同時に定年を迎えて野菜などを栽培している。

 栗も自宅の栗山のものだが、毎日落ちてきて拾うのが間に合わないとか。

 仕事の方が忙しくて栗山に手が回らず消毒もしていないので、虫がつきやすく商品にならず出荷も出来ないのだという。

 カボチャも同じ状況で、自宅で食べるほかはあちらこちらに配ったりしているらしい。

 私たちの小さな菜園でさえ、旬の時期に一度にどっと出来ると余ったりするが、田舎の菜園は元々が農家なのでやることがダイナミックで、余り方も半端じゃない。

 田舎の同級生が野菜をくれるといって持って来てくれた量が大きな段ボール山ほどなんてこともあって、迂闊に貰うととんでもないことになる、今度はこっちが近所めぐりをするはめになる。

 「♪小さな秋みつけた」などと呑気にやっていた方がいい。

 田舎の小さな秋は、とてつもなく大きな秋なのだ。

 
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