カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

他の名で呼んでもバラは良い香り

2017-09-27 10:02:45 | 日常あれこれ
 地域のJAが主催する農業川柳コンクールの応募用紙を貰いにJAに行った。

 去年は瓢箪から駒みたいに金賞で、お米だの柿だ野菜だといろいろ現物の商品を貰って、相方が大いに喜び今年も投稿せよとやたら勧める。

 メールでもFAXでも、便せんで郵送でも何でも受け付けてくれるのだが、去年は所定の応募用紙を貰って投稿したら結果がよかったので、験担ぎに今年も遙々車で用紙を貰いにいったのだ。

 帰りに近くを流れる緑川の河川敷に廻ってみた。

 
 ここは数年前相方と訪れてバケツ一杯の小石を拾って帰った場所である。

 あの時も幾つかの大きめの石を積んで火を焚いた後があったが、今回も他の場所にちゃんとその形跡があった。

 多分キャンプか野外のバーベキューか、それとも鮎釣りが現地で塩焼きにして食ったとか・・・。

 すぐそばには、一面の綺麗な花畑があって季節ごとに花を咲かせていたのだが・・・。

 
 今年は河川敷の花壇も芝生の広場も地震以降手が回らないのか、本当に雑草に覆われた自然公園になってしまっていた。

 緑川も堤防などの改修工事が行われているのだろう、川の水は白く濁っていた。

 この川の色はいつも緑色に見え、河原の石も緑っぽい色で堅く重いものが多い。

 熊本県には緑川をはじめ色のついた名前の川が他に2つある。

 熊本市の中央を流れ何度も氾濫し水害を起こしている南阿蘇の湧水群を源流としている「白川」。

 その白川にこの前の地震で崩落した、阿蘇大橋の付近で北側の阿蘇谷から合流している「黒川」などである。

 簡単に色を川の名前にするとは何とお手軽な命名と思っていたら、お隣の宮崎県にも「一ツ瀬川」「五ヶ瀬川」とあって負けててはいない。
 
 昔の人の命名は、人名にしてもそうなのだが、結構お手軽な感じのものが多い。

 生まれた順に数字の名前を付けるとか、生年をそのまま別の読みにして名前にするとかいう類のものも多い。

 反面、昨今の子供の名前はすんなりとは読ませてはくれない。

 気楽でも懲りすぎても、名前というものはスンナリとは腑に落としては貰えない。

 かと思えば、「吾輩は猫である、名前はまだない・・・」のまま、名なしで一生を終わりながら印象に残る猫もいる。

 平凡がいいのか個性を求めるのか、命名者の都合と受け取る側の感性の相異は果てしなくつづく・・。

 

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