暑いので歩くには夕暮れからになる。
田んぼの様子も分らないし、久々に夕日の出ているギリギリの時間帯に歩きに出た。
なるほど、明るいと世の中がよく見える。
秋津川にある取水用の可動堰もエアーが抜かれてぺしゃんこに。
(取水用の可動堰)
ダム状になっていた頃に、河底に積もった土砂などの堆積物が顔を出していた。
上流からの流される土砂などが堆積して、直ぐに天井川の様相を呈してくる。
何年に一度くらいの頻度で、可動掘削が行われるが土砂の堆積に追いつかない。
堰の取水が行われなくなって、道路脇の小さな用水路は乾いてきた。
(稲刈り前の田んぼ)
田んぼも水抜きが進み、やがて刈り入れの時がやってくる。
8月頃の日照時間に少々問題もあったが、風水害がなくて平年並みの収量というところか。
この田んぼを突っ切り、次の木山川の堤防に差しかかる頃、夕日はすっかり落ちた。
(木山川)
同じ距離を歩いて戻ることになるので、本日はこの辺りを折り返し点とする。
準備していた交通安全反射付きのタスキを引っ張り出して、肩から斜めにかける。
明るい時のタスキは、何となく間抜けに見えそうで、ケイタイと共にウエストバッグに忍ばせておく。
これ以降は、動作が目立たなくなってくるので、両手でスプリングの曲げ伸ばし運動をしながら歩く。
ドライバーには目立つように、歩行者には目立たぬように。
(街灯りと雲仙普賢岳のシルエット)
毎年、田んぼを歩くと虫の大群に悩まされるが、今年は意外と少なかった。
さすがに昼間のあの暑さは無くなるが、それでも今の時期としては夕風がやや生ぬるい。
ISSは予定通り宇宙を飛んでいる筈だが、この頃とんと縁が無い。
偶然を当てにして、時々360度視界良好の空を見上げながら歩く。
やはり飛行予定表を調べてからの方が良さそう、などと思いつつ帰路を急ぐ。
(今朝の空)
そして、今日も抜けるような青空だった。
もう既に、抜けてしまっているかも知れない。
当地は、当分の間30度以上の日々が続くという予報。
只今室内温度・・31度C。
「天高くパンクしそうないなり寿司」・・・・しろ猫