久しぶりに相方と運動公園を歩くことになった。
お目当ては近場の紅葉だったのだが、まだ少し早いようだった。
(紅葉しかけた木々)
スタジアムへはサッカーの応援でしばしば訪れるが、久しぶりの運動公園歩きだった。
子供が小さかった頃は、安全で安上がりの遊び場としてよく訪れていたが。
(銀杏並木)
銀杏並木も、まだ緑が多かった。
寒くなって最盛期には、落ちた銀杏の葉っぱが道路一面に黄色の絨毯になる。
(神園山と黄葉)
黄葉は、まだ色が薄い。
しかし、後方の常緑樹に覆われた神園山をバックにすると、黄色が目立ってくる。
木洩れ日の中で、ひときわ鮮やかな紅葉を見つけた。
今日のところでは、これが一番の紅葉で目立っていた。
運動公園は外周を一周すると10km以上になるので、近道ばかりしながら歩いて、8000歩で相方はノルマ達成。
私はあと2000歩追加することに・・。
(ラグビー練習場のスプリンクラー)
ラグビー練習場の横を通りかかったら、スプリンクラーで撒水が行われていた。
少し汗ばんできたので、見ているだけで涼しげだった。
この状態なら太陽を背にすれば、虹が見える筈だとグラウンドの反対側へ急いだ。
(グラウンドの虹)
同じような考えをする人はいるもので、運動中の先客がカメラを構えていた。
私が2~3枚撮したところで、盛んに時計を見ていた係員が放水を止めて撤収を始めた。
スプリンクラーの放水の方向が、たまたま両側から重なって虹の橋が完全な形で繋がった。
歩数が少し足りないので、スタジアムの方向に歩くことにした。
引き返そうとした地点で、脇の植え込みの中で赤いものがチラッと目についた。
(ボケの花)
標識には「ボケ」と表示されていたから、間違いなくボケの花だろう。
春先の花を今頃咲かすとは、名前のとおりかなりボケているようだ。
私のカメラの焦点もボケていて、ボケ具合はお互いに良い勝負。
ノンビリ休憩中の相方を拾って帰路についたが、たまにはこうしたコースを歩くのもいい。
「シンプルがいいなと思う人の道」・・・・しろ猫