週末くらいまでは秋晴れが続きそうな予報である。
庭のピラカンサの実が秋の色に染まってきた。
(ピラカンサの実)
この実が真っ赤になって、少し柔らかく熟する頃には寒くなってくる。
野山で頑張っていた野鳥が、餌を求めて町中までやってくると瞬く間に食べ尽くされてしまう。
食べられるものなら、鳥に変わって食べてみたいくらいに赤い実が熟する。
(キンカンの実)
キンカンは3~4回くらいに分けて花が咲いたが、今年の実の付き方は少ない。
キンカンはとても利用価値があって、我が家では人気の果物である。
大根の千枚漬けにキンカンをスライスした状態で交ぜると、もうタマラナイ。
さて、キンカンに寄り添っているのはユリ。
(ユリの実)
実の部分が大きく重くなって、少し傾いてきたがキンカンに支えられて3m近くの長身を持ちこたえている。
この実がパラパラと散って、そこら中に芽が出るかどうかは不明。
そのキンカンとユリの横にはブルーベリーの木が。
(ブルーベリーの実)
イバラの実ほどの大きさのブルーベリーの実が成っていた。
もうとっくにシーズンは過ぎているし、今年はタッブリ収穫した。
いつ花が咲いて実が成ったのかサッパリ判らない。
黒く色づいた実があったので、2~3個パクリとやったら、普通にブルーベリーの味がした。
長い夏日や、突然の秋など植物もビックリで、どうにでもしてくれと言っているよう。
頻繁な気温の変化に、ナナちゃんの着替えも頻繁になってきた。
(ナントカ結び?)
相方に帯の結び方の名前は聞いたが、もうすっかり忘却の彼方。
確か震災よりも前に、一度相方の友人が連れてきた外国の母親と、その子供の七五三の着物を相方が着付けたことがある。
その時、親子の写真を私が撮影したことがあって、母親の帯の結び方がこの結び方だったのは覚えている。
耳で覚えた情報より、目で見た情報の方がどうやら記憶に残るらしい。
等と、書いているうちにもうナナちゃんは次の帯びに結び変えている。
植物もナナちゃんも、秋の空の変わり身に少し戸惑っている。