所属の川柳誌への句の投函、図書館へ本の返却と借用、帰りに買い物という複数任務を帯びて家を出た。
相方が、買い物メモなど必要ないかと質したが、なんのこれしきバッチリ任せとけと意気揚々と。
で、最初の郵便ポストは難なくクリア-、次の図書館の入り口でつまずいた。
利用者カードを忘れていることに気がついた。
(図書館利用者カード)
コロナ以来このカードが無いと入場すら出来ない。
図書館でモタモタとカードを探し出すのはみっともないと、ポケットに入れるつもりで机の上に置いたまま忘れて来た。
ついでに、金も買い物バッグも持ってきていないことに気がついて取りに戻る。
再度図書館へ・・・。
展示スペースでは「刻のかけはしⅡ」ということで「益城復興5年の軌跡展」が展示されていた。
(刻のかけはしⅡ展)
震災から5年が経過し、復興住宅の新設や、役場の建て替え工事などが佳境に入っている。
その際、縄文や弥生期の遺跡が街の周辺に点在していることろから、先ず発掘調査が行われる。
その出土品や、古い土蔵などの取り壊し立て替え工事などで、古文書等が多数発見されている。
Ⅱというのは、令和3年の2回目の展示ということ。
(遺跡地図)
これは益城町に所在する遺跡をまとめた地図である。
ピンクは集落や墓などの遺跡、緑は古代の水田跡である。
こうして見ると、町の面積の半分近くを遺跡が占めていることがわかる。
該当する地域での開発工事等は、必ず事前に発掘調査等が行われている。
今回展示されているものは、前回の展示以降に発掘されたものである。
古代の人々も、ちゃんと生活に便利で自然災害の少ない場所を選定しているのがわかる。
削ったり埋めたりの、人工的な土地造成はどこかに無理がきて災害を招いたりする。
さて、図書館では詩集2冊と句集1冊を借りた。
(図書館併設の交流情報センター)
気圧配置が少し変わって、風が東寄りから少し北風になってきた。
気温は30度を越えているが、昨日までのムシムシ感はない。
そこで、午後からの謡曲の練習に参加出来ない旨の電話連絡を受けた。
今度の文化祭で役を割り当てていた人だったので、今日の練習では代役を立てることに。
誰にしようかな等と考えていたら、買い物をする店を通り過ぎてしまった。
Uターンして戻りながら、買い物メモなしでOKと言った手前、買い漏らしは禁物。
「すしの子」なる物の在処を探すのに往生したが、何とかクリアー。
とにかく、予定の流れに何か突発的な事象が起こると、やるべき事を忘却することだけは確かだ。
特に加齢に比例して、回数が多くなってきた。
いよいよ、予備軍へ突入の予感・・・。
いや、もう一軍登録かも・・・。
「記憶力刻のかけはし自覚する」・・・・しろ猫