今日は本当に疲れた。
古里の田舎では、地域の人達が共同で年に3回(年末・春・お盆前)墓所の掃除をする。
集合は8時半だったが、8時頃には到着するよう相方と二人で家を出た。
最近は世代交代が進んで、三分の二くらいは私達より若い人ばかりで、元気バリバリ集合も作業も早い。
案の定もう草刈り機の音などが鳴り響いていた。
個人の墓は個人の計画とし、それ以外の公共の広場や道路などが整備対象である。
作業は夏場の草の繁茂する時期より早く終わった。
墓所のほぼ中央付近にある桜は大木になってしまった。
台風で枝が折れたりして何度か予防的に大きな枝を切られたが、頑張っている。
周りにも次の世代の若い桜が成長しつつある。
集めた枯れ枝や草などを燃やす作業に付き合ったのが運のつきで、消えるまで付き合うことになってしまった。
墓の世話役は3名で一年交替だが、来年は私もその中の1名になっているので、焼却を先送りして欲しくなかったのだ。
いつもなら1時間もすれば、作業終了解散となるのに、消火作業などで午前中いっぱい働いた。
明日は柳誌の編集作業とその後忘年会をやろうという話になって、作業前倒しで又もや早出に続く遅い帰りとなる予定。
歩けないので、今日は少し余分に歩いて歩数を貯めておくことにした。
現在北海道一周に引き続いて、西国33箇所巡りに挑戦中である。
折角なので、先日出会った白鳥に似た鳥を探しに堤防沿いを歩いた。
橋の上から上流を見ても下流を見ても、それらしい姿は見えなかった。
河川敷に草が生茂る箇所もあるので、その辺りに入り込めば見つけるのは難しい。
どこかに居てくれることを期待して、今日は諦める。
帰路について、堤防道路に上がる階段を上ろうとしたら、水中に飛び込んだ鳥が目に付いた。
水中から出ると、この細い用水路沿いに水面をかすめるように飛んで行った。
直感的にカワセミだと思った。
水路を辿って探したが見つからなかった。
地震の前には、川の橋桁や川岸のススキなどにいるカワセミをよく見かけた。
(カワセミ)
ウオーキングの途中で出くわして、カメラに収めることが出来るほどに身近に居たのである。
地震以降さっぱり姿を見なくなったが、帰って来てくれたのだろうか。
街の直ぐ傍の用水路で蛍が飛び交い、カワセミがダイビングをしていることなど、知らない人の方が多い。
我が町にも、けっこう自然の営みが残っているのだ。
「お馴染みのチャイムの曲は17時」・・・しろ猫