天気は下り坂という予報で、雨の降る前に歩きに出た。
用心のため折り畳み傘を携行。
林間コースを歩く。
(蜜蜂の巣箱)
秋口から置いてある蜜蜂の巣箱は、そのままになっていた。
前回と違っていたのは、蜂の姿がまったく見えなかったこと。
寒い林の中だが、上部を枝葉で覆われて霜などが降りずに越冬には良いのかも知れない。
(残った柿)
とても小さな柿が枝もたわわなのだが、まだ熟していないのか鳥たちに見向きもされていない様子。
いよいよ野山に食べる物が無くなったときの非常用なのかも知れない。
そう言えば、我が家のピラカンサスの赤い実もまだ残ったまま。
林から出て、畑の畦道を歩く。
(大豆もどき)
大豆の収穫が始まるころでも、少し緑色が残っていた大豆に似た植物。
何度も霜の降りるような寒さの中なので、きっと熟れていると思って探してみた。
色は霜にうたれて変色しているが、殻は大豆のようにカラカラとした手触りではない。
一番下についていた実を、ちぎって割ってみた。
(大豆もどきの実)
いわゆる大豆色を期待したのだが、出てきた実は大豆の3分の1くらいの大きさで真っ黒だった。
とても光沢のある黒で、変な形の小さな豆が10数個詰まっていた。
意外な姿を見せて貰ったが、謎はまったく解明出来ないまま。
首を捻っているうちに、雨がパラパラと降ってきた。
用心のため携行した傘が役に立った。
一雨毎に寒くなりながら、今年もあと1週間である。
「ケセラセラどうせ明日も寒い朝」・・・しろ猫