今日から11月(霜月)になってしまった。
朝晩の肌寒さに拍車がかかる。
昨日は明るいうちに、久しぶりの畑コースを歩いた。
野の花などに、小さな秋の兆候を見たかったからである。
(ヒメジオン)
夏を引っ張っている「ヒメジオン」だが、流石に最盛期の勢いはない。
(野菊)
小さな秋に遭遇。
群生しているところもあるが、1輪というところが小さな秋にピッタリ。
(大豆もどき???)
名前が分らないので、見た目から私が勝手に命名した。
実は枝豆風で大豆に似ているが、花や茎は違っている。
最も違うのは、熟れると種は真っ黒で大豆のように丸くなく、やや平べったい。
(お茶の花)
どういうわけか、花は下を向く。
せいぜい頑張っても横向きがやっとで、目立たない。
(グミの花)
グミもお茶と同じで、下向きに咲く。
目立たぬ花の代表格。
(野ブドウもどき??)
とある野草・雑草の紹介ブログで「野ブドウ」と紹介されていたが、これは多分食べられない種類。
本当の野ブドウは、子供の頃から食べていたので知っているが、これとは違う。
北海道などの野ブドウは、もう少し大きくて私が北海道に居た頃はワイン工場等では買い取っていた。
九州の野ブドウも北海道と同じだが、形はずっと小振り。
この頃は、意識して探してもまったく野ブドウは見つからない。
(スイカズラ)
このスイカズラの花を見て、おやおや季節が逆戻りしているぞと感じた。
初夏の頃に沢山見かける花である。
しかも、下の方では蕾が待機している。
(ホトケノザ)
これも春の花である。
もっとも似たような花で、タツナミ草というのもあるらしい。
季節的にはタツナミ草が一致するが、葉っぱ的にはホトケノザが合致する。
四季などと言うが、日本も春~梅雨~夏~春もどき~秋~冬の六季なのかと、個人的には・・・。
(お花畑)
ホトケノザが一斉に咲いて、まるで春のお花畑状態。
これでは野菊などが頑張って、小さな秋の到来を強調しても説得力に欠ける。
温暖化?という言葉がすぐに頭に浮かぶ悪い癖がついてしまった。
しかし、秋のお花畑は確かに考えさせられる。
(考え込む怪獣)
まだ西日が高く、怪獣の出番前だったが、彼も腕組みをして考え込む風だった。
「本物であってはならぬモドキ芸」・・・しろ猫