午前中はイオンモールへ、相方の送迎を担当。
お情けで、私も長袖のTシャツとベストを購入。
午後は、田んぼコースを近道で・・。
なにしろモールの中を歩いただけで3000歩を超えていたし・・。
(青々とした田んぼ)
稲刈りが終わっても、耕してある田んぼはまだ少ない。
殆どの田んぼが、刈り取った株から新芽が伸びて、田植え終わったばかりのような状態。
熊本市を隔てて、西側に金峰山が霞んで見えた。
南側は・・・。
(木原山~宇土半島)
麓を車で走るばかりで、登ったことはない山々。
東の方向は・・。
(阿蘇外輪山)
(俵山)
俵山という名も、多分米俵を積んだような形に似ていたからだろう。
北の方向は、我が故郷の山々が・・。
(鞍岳)
鞍岳は馬の鞍に似た形からそう呼ばれていると子供の頃から理解していた。
頂上直下には、馬頭観音も祀ってあるし・・。
ぐるりと見渡すと、お馴染みの山ばかりに囲まれている。
だだ、生まれ育った場所からの眺めとはかなり違っている。
故郷の山「鞍岳」も、馬の鞍のように見える鞍部が、この方向からは見えない。
鞍岳の命名者は、この方向から見ての命名ではないに違いない。
俵山も阿蘇山も、それぞれ形がまったく違って見える。
故郷で子供の頃から馴染んだ山の形は、馴染んだ方向から見ての山容なのである。
円錐形で何処から見ても似たように見える「富士山」でも、ちゃんとそれぞれの土地には土地の富士山の顔がある筈だ。
その土地で見慣れた山の顔は、やはり住んでいる人の方に正面を向けている。
裏〇〇など、裏を付けられた土地の人は迷惑だが命名には早い者勝ち感が漂う。
「故郷の山は正面我に向け」・・・しろ猫
故郷でホッとするのは、馴染んだ風景の正面に出会うからかも知れない。