カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

花の雲路

2015-03-29 08:17:07 | 日記
 あたらこちらで桜の開花だよりが聞かれるようになった。
 
 昨日は秋津川の河川敷を歩いたら、桜の木の下で沢山の家族が思い思いに弁当を広げていた。

 

 近くの里山にもところどころに白いものが見えるた。

 

 綺麗に植えられた桜並木もいいが、自然の中で咲いている山桜も好きである。

 今朝は朝から小雨模様で、新聞受けの新聞もビニールに保護されていた。

 昨日までの天気予報より早めに展開していて、二階の窓からは雲間から船野山が見え始めた。

 

 あの雲のかかっている辺りが、昨日の桜が見えていた辺りに一致する。

 そう言えば、謡曲「吉野天人」の謡い出しは「♪花の雲路を標にて・・・吉野の奥を訪ねん」だった。

 今を盛りと咲く桜の花の白が、山にたなびく雲のようで、その雲を目当てに吉野の山を訪ねようというわけだ。

 こちらの里山の桜は雲路とまではいかないが、青みががった山あいに点々と白いものが見える。

 草木が芽吹き花の咲く季節は、すこし背筋をシャンと伸ばさざるを得ない季節でもある。

 「春時雨 彼岸此岸の 橋に降る」

 
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コメント
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