去年のブログを見ると、馬酔木が咲いていたなどと書いているのでウオーキングがてら城址公園に足を運んだ。

確かに薄いピンク色の馬酔木が一株公園の土手に咲いていた。
直ぐ根元の陶器製の句碑には「馬酔木咲き丘は野となり丘となる」とある。
馬酔木はやや山の高い場所に自生するので、開花時期はもう少し後になるのが普通である。

「山茱萸の花の細かさ相触れず」という句を見ながら、横を見上げるとそこにはサンシュウの花が・・。

宮崎県の椎葉地方の民謡に「♪庭のサンシュウの木に 鳴る鈴かけて・・」とあるのは、私自身はずっと山椒の木のことだと思っていた。
でもサンシュウという木を植木市で見て、トゲのある山椒よりこのサンシュウの枝の方が鈴は掛け易そうだから、この木だったのだと思い直すことにして何年かたった。
やっと民謡とサンシュウの木に折り合いが着いたと思ったら、な~んと椎葉地方では山椒をサンシュウと発音してしまうそうで、おまけにこの地方には山茱萸(サンシュウ)は自生しないそうである。
そういうことで、またもや民謡に唄われるサンシュウは山椒であると脳内記憶の上書き修正をすることとなった。
そんな私の脳内記憶などお構いなしに、季節はどんどん過ぎていく。
さて、一句。
「あれあれとそれそれの間に春はゆく」


確かに薄いピンク色の馬酔木が一株公園の土手に咲いていた。
直ぐ根元の陶器製の句碑には「馬酔木咲き丘は野となり丘となる」とある。
馬酔木はやや山の高い場所に自生するので、開花時期はもう少し後になるのが普通である。

「山茱萸の花の細かさ相触れず」という句を見ながら、横を見上げるとそこにはサンシュウの花が・・。

宮崎県の椎葉地方の民謡に「♪庭のサンシュウの木に 鳴る鈴かけて・・」とあるのは、私自身はずっと山椒の木のことだと思っていた。
でもサンシュウという木を植木市で見て、トゲのある山椒よりこのサンシュウの枝の方が鈴は掛け易そうだから、この木だったのだと思い直すことにして何年かたった。
やっと民謡とサンシュウの木に折り合いが着いたと思ったら、な~んと椎葉地方では山椒をサンシュウと発音してしまうそうで、おまけにこの地方には山茱萸(サンシュウ)は自生しないそうである。
そういうことで、またもや民謡に唄われるサンシュウは山椒であると脳内記憶の上書き修正をすることとなった。
そんな私の脳内記憶などお構いなしに、季節はどんどん過ぎていく。
さて、一句。
「あれあれとそれそれの間に春はゆく」
