カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

宮崎にプチ旅行(5)

2018-05-13 15:57:10 | 旅行
 宮崎プチ旅行の最後は「飫肥城」。

 薩摩などの大大名の傍の小藩として藩の運営には相当の苦労があったと思う。

 飫肥の城とその周辺の武家屋敷跡は風情がある。

 
 (大手門前)

 「人力車」無料という看板があったが、地域の人のボランティアで成り立っているのだろうか。

 説明付のようだから、足の悪い人・詳しく説明を聞きながら武家屋敷周辺を回りたい人には良いだろう。

 飫肥城だけに特化して過去に一度訪れた事があるので、今回は周辺を歩くにとどめた。

 武家屋敷の塀の石垣が垂直で、しかも面取りがなされて指の入る隙間も無いほどである。

 
 (旧藩校「振徳堂」)

 大手も門からほど近く、武家屋敷の一角にかなりの地積を有した旧藩校「振徳堂」がある。

 人材の育成は何処の藩も力を入れているようだが、こうした小藩の藩校からは明治維新以降に、世界を相手に活躍するような優秀な人材を排出している。

 小村寿太郎は外交官として、第1次・第2次桂内閣の外務大臣として、難しい外交案件を成し遂げている。

 名前は知らなくとも、義和団の乱やポーツマス条約、日韓併合など歴史の事実は私達も知っている。

 この飫肥の城下町を最後に、今回の宮崎プチ旅行記を終わりたい。

 「休むなと明治の祖父は強かった」

 
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