天草は「雲仙・天草国立公園」の中にある。
普通の地図だと国立公園などの範囲は緑色で縁取られたりするので、平坦だと思ったりする。
ところが島全体に山ばかりという風景が展開する。
しかもかなり等高線間隔が狭く、見かけによらず急峻だったりする。
倉岳町の「倉岳」や龍ヶ岳町の「龍ヶ岳」など町の名前になるくらいで、最近は合併で同じ上天草市になっている。

(倉岳山頂)
倉岳は天草全土の最高峰で、682mの高さを誇る山である。
普通の山は、裾野の登山口付近で既に標高の半分くらいはある場合が多い。
ところがこうした島や海岸付近の山は1000m未満でも、いきなり海面付近から立ち上がっているので厳しい山が多い。

(山頂の神社)
天草陶石の産地だから、とにかく岩石が剥き出しの山が多いのが特徴。
信仰の対象になる山も多いということだろう。
少し左手の山頂部には、尼僧の一念による告げによって穿った岩間から水が浸みだしたという場所がある。

(山頂からの眺望)
360度眺望が開けている。
山頂のすぐ下まで、車での通行が可能だが、用心しないと離合困難箇所も多く、注意を要する。

(豊富な石清水)
若い女性が車を停めて、空のペットボトルを石清水で満たしていた。
山頂の直ぐ下あたりでも、岩間を流れる水音が聞こえるので、この山は水が豊富な山だとわかる。
天草は山が多く比較的水には恵まれていて、米が年に二度作られる二期作もかつては行われていた。
しかし一般的に島は水不足に襲われることが多く、数十年前には水不足に陥ったこともある。
大型の灌漑・上水用のダムや、九州本土からの送水管の敷設などで現在はその危険性は排除された。
さて、ボチボチ船の時間も迫ってきたので港に向かうことにする。

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普通の地図だと国立公園などの範囲は緑色で縁取られたりするので、平坦だと思ったりする。
ところが島全体に山ばかりという風景が展開する。
しかもかなり等高線間隔が狭く、見かけによらず急峻だったりする。
倉岳町の「倉岳」や龍ヶ岳町の「龍ヶ岳」など町の名前になるくらいで、最近は合併で同じ上天草市になっている。

(倉岳山頂)
倉岳は天草全土の最高峰で、682mの高さを誇る山である。
普通の山は、裾野の登山口付近で既に標高の半分くらいはある場合が多い。
ところがこうした島や海岸付近の山は1000m未満でも、いきなり海面付近から立ち上がっているので厳しい山が多い。

(山頂の神社)
天草陶石の産地だから、とにかく岩石が剥き出しの山が多いのが特徴。
信仰の対象になる山も多いということだろう。
少し左手の山頂部には、尼僧の一念による告げによって穿った岩間から水が浸みだしたという場所がある。

(山頂からの眺望)
360度眺望が開けている。
山頂のすぐ下まで、車での通行が可能だが、用心しないと離合困難箇所も多く、注意を要する。

(豊富な石清水)
若い女性が車を停めて、空のペットボトルを石清水で満たしていた。
山頂の直ぐ下あたりでも、岩間を流れる水音が聞こえるので、この山は水が豊富な山だとわかる。
天草は山が多く比較的水には恵まれていて、米が年に二度作られる二期作もかつては行われていた。
しかし一般的に島は水不足に襲われることが多く、数十年前には水不足に陥ったこともある。
大型の灌漑・上水用のダムや、九州本土からの送水管の敷設などで現在はその危険性は排除された。
さて、ボチボチ船の時間も迫ってきたので港に向かうことにする。

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