カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

江津湖の画家たち

2018-05-25 14:11:24 | 日常あれこれ
 全日本川柳熊本大会を間近に控え、準備作業のため吟社に向かった。

 作業への出席者が多く、20名近くが集まったため作業は極めて早く終わってしまった。

 未着の品物もあり、最終的な作業は6月5日にすることになって解散した。

 帰り道はいつもの通り江津湖畔の広木公園へ向かう道である。

 キャンバスを立て、木に寄り掛かって絵を描いている二人を見つけた。

 

 夫婦なのだろうか、のんびり絵を描いたりしながら午後の一時を過ごすなんて、なんと優雅な・・・。

 などと思いながら少し歩く、ともう一人木陰で同じように湖に向かって写生をしている人がいた。

 

 二人ならず、三人目が現れると少し疑問が生じてくる。ここは撮影ポイントならぬ写生のポイントなのだろうか。

 世の中には偶然があるもので、今日は写生に適した日かな?等と思いながら歩くと、更にもう二人。

 

 こちらは完全にピクニック気分で、キャンバスを背に食事中。

 このキャンバスの林立に、ひょっとすると絵画教室か同好会の野外での写生会?という疑問が頭をもたげた。

 更に離れた場所でもう一組を発見するに及んで、疑問はほぼ確信に変わった。

 広い芝生は雑草ともいえるシロケツメイシの花で埋めつくされていた。

 

 このくらい盛大に敷き詰めたように咲けば、雑草めと憎々しげに処分するにも気が引ける。

 これくらい沢山のクローバーなら、きっと幸運の四つ葉もかなりの頻度で見つけられるかも知れない。

 日永一日魚を釣っている人を、日永一日見るのもいいかも知れないが、ノンビリ絵を描く人をこれまたノンビリ見るのも良いかも知れない。

 政府は消費拡大のラッパを吹くが、もう国民は豊かさの尺度そのものを変えてしまって、なかなか踊らない。

 
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