カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

変わりつつある熊本駅周辺

2018-05-28 13:09:18 | おでかけ
 北九州から相方の友人が訪ねて来た。

 我が家までは電車だのバスだのと乗り継ぎが面倒なので私の車で熊本駅まで迎えにいくことになった。

 滅多に駅周辺に行くこともないので、周辺の微妙な変化に戸惑うことも多い。

 特に駐車場が一番気になるところだったが、到着すると元の在来線駅舎前の駐車場はガランとしていた。

 
 (在来線の元駅舎と線路・ホーム跡)

 中央部に設けられた応急の通路を通って新幹線駅舎や西口に行けるようになっていて以前より便利になっている。

 通路の壁の一部切れた所から古い駅舎やホームそれに撤収した線路跡が見えた。

 現在は新幹線の開通に合わせて、在来線も高架化されて車も人も東西の往来が楽になった。

 
 (熊本駅西口)

 従来の駅前広場に繋がる東口が、今後解体や新駅ビルの建設などで混雑する筈だが西口は一足先に整備が進んでいる。

 
 (おてもやん像)

 この、「おてもやん像」はどこかで見たことのある顔だが、ひょっとすると桜町の再開発に伴って、交通センター前の歩道にあったものを、こちらに移設したものかもしれない。

 民謡「おてもやん」の歌詞に、♪春日ぼうぶらどん達ちや・・・♪というくだりがあるが、ぼうぶらとはカボチャのこと、この辺りの地名は「春日」なので、春日はカボチャのとれる田舎だったということ。

 明治時代も、煩い音を立てモクモクと煙を吐いて走る蒸気機関車の停まる駅舎などは、町のど真ん中には歓迎されなかったという話である。

 春日のカボチャ畑で妥協した先人の判断が正しかったかどうかについては異論もあろうというものだ。

 いずれにしても「おてもやん」は、歌詞の通りの春日に里帰りしたとも言える。

 
 (くまモンの後頭部)

 おおきなくまモンの造り物も、24時間ニコニコしながら新駅構内を眺めていた。

 JRでは福岡駅ビルに次ぐ規模の駅ビルを建設予定なので、あと何年もしないうちにこの辺りの風景は様変わりする。

 市の中心部の桜町の再開発と熊本駅周辺の再開発が同時に進行しているので、人の流れも変わっていくだろう。

 さて、私はというと、我が家へ向かって車を走らせた直後に、来客が突然今の熊本城を見てみたいという要望に沿って進路変更し、熊本城二の丸駐車場に相方とその友人を降ろして帰宅した。

 空からはポツリと雨も降り出し、新聞によると今日から南九州は梅雨に入ったということだった。

 「半夏生忘れたことも気にならず」

 

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