カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

イチゴと蘭と菜園と

2022-11-19 11:32:41 | 家庭菜園

 朝からシトシト雨が降っている。

 相方は明け方に雨の音がしていたと言うが、私には聞えなかった。

 外部の音が聞えるほど脳が覚醒すれば、自動的に私の耳の中ではセミが鳴き始める。

 都合がいいのだか、悪いのだか・・。

 

 (午前中の空)

 駐車場の水溜まりに、微かに波紋がポツリポツリと広がっているのが見えた。

 ほんの僅かではあるが、雨が降っているのだ。

 

 (花壇兼菜園)

 柔らかな雨の降りようは、植物にとっては好都合だ。

 葉大根は、全部塩揉みや佃煮にして食べて仕舞い、菜園に空間が出来てしまった。

 エンドウと、夏場に種が落ちて自然に発芽したゴーヤが蔓をネットに伸ばし始めた。

 今の我が家の食材は小松菜で、細かい雨に喜んでいると思う。

 

 (イチゴ)

 花を咲かせていたイチゴが、何個か実をつけていて、色づき始めたものもある。

 我が家にとっては、貴重な自家製イチゴ。

 僅か数個のイチゴを、大袈裟に騒ぎながら食することになる。

 

 (胡蝶蘭その1)

 

 (胡蝶蘭その2・3)

 いただいた4株の胡蝶蘭のうち、3株から花芽が伸びてきた。

 あと1株は、花芽かと思っていたら出てきたのはどうやら根っこらしい。

 他にも10年以上も前に、世界のラン展の会場で買った小さなランが2鉢あるが、ここ5年くらい咲いたことがない。

 いただいたランも、2年程駄目だったが贈り主が言うには部屋の中で可愛がりすぎだという話。

 そこで、今年は春先から外に出して遮光ネットだけの状態で放置した。

 水やりも時々忘れるくらいの放置状態だったが、根っこは倍以上張り出し逞しくなった。

 「可愛い子には旅させろ」は、植物の世界にも当てはまるようだ。

 さてさて、葉大根の収穫が終わった空間には、もう一度葉大根の種を蒔くつもりである。

 朝晩は冷え込むようになってきたが、植物のど根性に期待したい。

 「お薬をデザートにする昼の膳」・・・しろ猫

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山の正面?

2022-11-18 16:25:09 | ウオーキング

 午前中はイオンモールへ、相方の送迎を担当。

 お情けで、私も長袖のTシャツとベストを購入。

 午後は、田んぼコースを近道で・・。

 なにしろモールの中を歩いただけで3000歩を超えていたし・・。

 

 (青々とした田んぼ)

 稲刈りが終わっても、耕してある田んぼはまだ少ない。

 殆どの田んぼが、刈り取った株から新芽が伸びて、田植え終わったばかりのような状態。

 熊本市を隔てて、西側に金峰山が霞んで見えた。

 南側は・・・。

 

 (木原山~宇土半島)

 麓を車で走るばかりで、登ったことはない山々。

 東の方向は・・。

 

 (阿蘇外輪山)

 

 (俵山)

 俵山という名も、多分米俵を積んだような形に似ていたからだろう。

 北の方向は、我が故郷の山々が・・。

 

 (鞍岳)

 鞍岳は馬の鞍に似た形からそう呼ばれていると子供の頃から理解していた。

 頂上直下には、馬頭観音も祀ってあるし・・。

 ぐるりと見渡すと、お馴染みの山ばかりに囲まれている。

 だだ、生まれ育った場所からの眺めとはかなり違っている。

 故郷の山「鞍岳」も、馬の鞍のように見える鞍部が、この方向からは見えない。

 鞍岳の命名者は、この方向から見ての命名ではないに違いない。

 俵山も阿蘇山も、それぞれ形がまったく違って見える。

 故郷で子供の頃から馴染んだ山の形は、馴染んだ方向から見ての山容なのである。

 円錐形で何処から見ても似たように見える「富士山」でも、ちゃんとそれぞれの土地には土地の富士山の顔がある筈だ。

 その土地で見慣れた山の顔は、やはり住んでいる人の方に正面を向けている。

 裏〇〇など、裏を付けられた土地の人は迷惑だが命名には早い者勝ち感が漂う。

 「故郷の山は正面我に向け」・・・しろ猫

 故郷でホッとするのは、馴染んだ風景の正面に出会うからかも知れない。

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植物はのんびり屋

2022-11-17 16:08:15 | 日常あれこれ

 朝晩は急に冷え込むようになってきた。

 出来れば日中に歩きたい季節の到来である。

 夕方以降だと、多少灯りのある街中コースを歩きたい。

 ただ、車も多いので白色系の目立つ服装で、なおかつ反射材を使用する。

 

 (イルミネーション)

 病院が移転した跡に、美術館がオープンしたがまだ訪れたことはない。

 入り口付近は、やたらとイルミネーションが瞬いてクリスマスとか歳末を想起させる。

 秋を一足飛びにして、歳末が来たのかと少し慌てる。

 我が家の庭にはまだ、秋さえもまだなのに・・。

 

 (ひょうたん)

 「ひょうたん」は、まだ花を咲かせていて、やる気満々と言うかノンビリぶら下がっている。

 現在ざっと数えても10個以上はありそうだ。

 

 (ツワブキの花)

 日当たりの悪い場所に植えられて不満もありそうだが、毎年この時期には花を咲かす。

 

 (バジルの花)

 バジルはまだ花を咲かせている。

 終わって乾燥したようなものはカットして、その辺りにばらまいたのでひょっとして来年は芽が出たりして・・。

 適当なところでカットすると新芽がでて、柔らかい葉っぱが手に入るので今でも食べている。

 

 (小菊)

 黄金色の小菊は、少し赤身を帯びてきたのでボチボチ終わりかも・・。

 

 ピンクの菊も、緑の菊もすべて仏壇の供花の枝をカットして挿し芽にしたもの。

 次々と挿し芽にするので、名前が何なのかどんな花かも咲いてみなければ分らない。

 名前など咲いてみても分らないし、知っても直ぐ忘れる。

 

 (庭の一角)

 我が家の庭で、唯一秋らしさが少しは漂っている一角。

 鉢植えの小さなイロハモミジが紅葉を始めた程度。

 地植えの「青鴫立」が紅葉するのは例年だと12月に入る頃。

 ブルーベリーもその頃にならないと紅葉しない。

 イルミネーションなどで、あまり季節を追いまくらないで欲しい。

 「まだチクリ刺す気があった枯れたバラ」・・・しろ猫

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ナナちゃんと紅葉と薔薇と

2022-11-16 15:36:38 | おでかけ

 ナナちゃんのお召し替えが頻繁になった。

 相方の着付けといえば、自分で着るかナナちゃんに着せるか。

 着付け教室も趣味の域を出ず、仲間に着せたり着せられたり。

 ところが、近々県立劇場で琴の演奏会が催されるらしい。

  琴には着物というわけで、出演者が多いために着付けの応援を依頼されたようだ。

 で、スピーディーに着付けする能力が試されることに・・。

 

 (ナナちゃん)

 そこで、ナナちゃんも次々と脱いだり着たりの早変わりという訳である。

 手際よく締め上げ、着崩れないようにするにはそれなりに体力も要求される。

 先方はお琴で、こちらは着付けの練習の成果発表というわけで練習も力が入る。

 そういう時は、邪魔にならぬように歩きにでも出るにかぎる。

 今日は運動公園の紅葉の進み具合を見ながら、バラ園まで足を伸ばす。

 

 (県民総合運動公園:多目的広場)

 

 

 (県民総合運動公園:銀杏並木)

 銀杏は、落葉も綺麗なので外せない。

 県庁前のプロムナードの銀杏も、ライトアップされている筈だが今年はまだ行っていない。

 最近気がついたのだが、子供の頃の故郷の神社の銀杏はもっと葉っぱが大きかったような気がする。

 なんてことを思いつつバラ園に向かう。

 

 (赤いバラと銀杏の黄葉)

 

 (プレイガール?)

 小さな銘々札が挿してあるが、札が無くなっているものもある。

 こうなると、品種改良して勝手に名前をつけた者勝ちといった雰囲気も・・。

 

 (ピース)

 

 (アンネのばら)

 あのアンネ・フランクが育てていたということか・・・?

 

 (ホワイト・クイーン・エリザベス)

 亡くなられた女王のエリザベスも、バラの名前として生きている。

 英国もクイーンからキングになったが、花の名はそのまま残っていくのだろう。

 朝晩は冷え込んできて、紅葉も本格的になりつつあるが、バラはやはり逞しい。

 「立冬に名前も知らぬ草紅葉」・・・しろ猫

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今宵は赤で

2022-11-15 15:40:29 | 日常あれこれ

 今日はウオーキングに出る予定以外は、家籠りの状態。

 仕方がないので、赤ずくしの話でお茶を濁すことに・・。

 

 (赤い薔薇)

 何と言っても、赤い薔薇は情熱のシンボル。

 腰が悪くなかったらフラメンコもよろしいかと・・。

 

 (鉢の花梨が紅葉)

 鉢植えの花梨は、もう20年以上になる。

 何本かを鉢に寄せ植えにしていたが、1本だけ地植えにしたらグングン成長。

 3mくらいになったところで、枯れてしまった。

 結局は残された鉢の方が生き残った。

 

 (鉢のモミジ)

 鉢のモミジも紅葉を始めた。

 庭の隅で存在を主張。

 

 (ロアッソの応援ボード)

 選手入場の際に、スタンドでチームカラーの赤いボードを掲げて選手を迎える。

 例年の2倍くらいの大きさだった。

 

 (デスクマットで再利用)

 応援ボードは、とても厚手の紙だったので、デスクマットとして活用することにした。

 本人はとてもご満悦である。

 

 (赤いノート)

 2冊のノートは、ロアッソのプレイオフの会場で、それぞれ貰ったもの。

 川柳を作っている最中に、短歌になったり俳句になったりすることもあるので、それぞれに活用。

 

 (赤いテープで留めたハリセン)

 コロナ以降、スタンドでの応援は声出しが出来なかった。

 そのため主たる応援の手段は拍手に限られた。

 そこで登場したのが、このハリセン。

 スポンサーの一つである酒造メーカーの紙パックで作ったハリセンをボランティアが配った。

 紅葉のシーズンも、これから本格化する当地では、当分赤づくしが続く。

 「老獪なモミジは演技して落ちる」・・・しろ猫

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江津湖とキリンと編集と

2022-11-14 20:37:57 | おでかけ

 柳誌の編集で3週間ぶりに江津湖畔を歩いた。

 湖畔の木々も少しは色づき始めていた。

 

 (下江津湖)

 風も無く、静かな湖面に三週間前より水草や水鳥が増えていた。

 

 (水鳥と水草)

 鳥は江津湖でお馴染みの鳥が多く、北国からの本格的な飛来はまだのようだ。

 水草の方は、駆除対象の外来種が多い。

 駆除しても100%除去出来ないので、直ぐに繁茂してしまいイタチごっこが延々と・・。

 

 (専用の作業船)

 ボート競技場コース周辺を重点的に駆除するので、それ以外の場所で繁茂したものが浮遊する。

 今の時期では、ウオーターレタスと呼ばれるものが多いようだった。

 本当にレタスのように食用になるよう、誰か開発してくれないか等と思う。

 今日は、動物園のキリンも2頭が揃って顔を見せていた。

 

 (2頭のキリン)

 奥の大きい方が、前から居る雄のキリンで手前が宮崎からやってきた雌の子キリン。

 雄も大きいがまだまだ子供で、雌のキリンが来た当時は面白がって追っかけるので、雌はいつも逃げ回っていた。

 この頃は、雌も少し大きくなり雄の方もかなり落ち着いた感じになってきた。

 

 

 キリンも、なかなか表情豊かで面白い顔をしてみせる。

 この辺りをウオーキングやジョギングをする人に結構人気があってカメラを構える人も多い。

 キリンの方も、人がやって来ると柵の近くで愛嬌を振りまいてくれる。

 さて、今日の編集室は私の葬儀の一件と、ロアッソのJ1昇格ならずの話で盛上がった。

 比較的早く編集が終わったので、国民文化祭沖縄大会の土産のお菓子を食べながら話が弾んだ。

 そう言えば、沖縄も11月の句会もロアッソがらみでサボっていたことを思い出した。

 「立ち位置を探しながらの人生譜」・・・しろ猫

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楽しむための人生

2022-11-13 19:18:13 | スポーツ

 今日は午後1時5分から、京都でロアッソ熊本VS京都サンガのJ1入れ替え戦キックオフ。

 当初は京都まで出掛ける予定だったが、諸般の事情で中止した。

 日帰り弾丸ツアーも狭き門だし高齢者向きではない。

 地元でのパブリックビューイングも、先着900名の狭き門。

 とうとうNHKBSを自宅の指定席から応援することにした。

 

 シーズン最終戦で貰った、赤いロアッソTシャツ。

 

 メインスポンサーの一つ、酒造会社の紙パックで作ったハリセンを片手に・・。

 飲み物付きの特別席で、盛大に応援したが1:1の引き分け。

 規定により、京都がJ1残留を決めた。

 まあまあ、悔しいが仕方がない。

 次シーズンは、自動昇格圏入を目指して頑張って貰うことにしよう。

 気分を転換するために、直ぐ歩きに出た。

 

 (紅葉のあるお宅)

 ロアッソのチームカラーが赤なので、紅葉の赤に目が行く。

 例によって電線が映り込むところが、残念なところ・・。

 木山城祉公園の周辺を紅葉を求めて歩く。

 

 

 

 ちょっと油断している間に、かなり紅葉は進んでいた。

 紅葉を見上げたりカメラに収めたりしているうちに、段々いつものモードに切り替わってきた。

 

 帰る頃には、青空と雲が交互に現れたり消えたりの光のショーが繰り広げられた。

 

 明日は、柳誌の編集日だが、きっと天気は回復するだろう。

 サッカーシーズンは終わったが、作句と謡曲の2本立は、延々と続く・・。

 病気入院で半年以上休んでいた先輩も、謡曲の練習に復帰したい旨の電話があった。

 完全に治ったわけではないが、気分転換をしたいとのこと。

 続けられる趣味があることは、心身の健康維持にはとてもいいことなのだ。

 「共助とは結局自助の足し合わせ」・・・しろ猫

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道ばたの逞しい草花

2022-11-12 12:31:24 | ウオーキング

 私の葬儀の件や、新聞での訃報欄騒ぎは昨日で一応収まった。

 ところが今日からは、黒いスーツのセールスマンが登場するようになり、またぞろ賑わい始めた。

 対応はすべて相方が担当したが「ご愁傷さまです」から始まる静かなセールスは全般共通・・。

 香典返しの件などは、相方と笑いながら話したものだったが、墓石屋の訪問にはかなり驚いた。

 幸福に生きていることを確認したセールスは、とても不幸な顔で帰っていったらしい・・。

 気分転換に日中のウオーキングへ出ると、カラスの大群に出くわした。

 

 (群れカラス)

 付近の電線や田んぼには、カラスがびっしりと群れをなしていた。

 子供の頃は、カラスが鳴くと不幸なことがあると祖父母が言っていたことを思い出した。

 冬の寒い時期の群れガラスは珍しくないが、暖かい今日この頃には似合わない。

 早過ぎる次には、遅すぎるものも・・。

 

 (稲刈りの終わっていない田んぼ)

 一帯の田んぼは稲刈りが終わって、稲株から青い芽が伸びていたり既に耕した田んぼばかり。

 なのに、ここの田んぼにはまだ稲が立っていて、その向こうの田んぼは耕作放棄地。

 もう諦めたのだろうか。

 更に歩くと、まだ諦めていない花々も結構あることに気がついた。

 

 (彼岸花)

 とっくに花期は終わって、緑の葉っぱが伸び始めた彼岸花の中に、花を咲かせているものがあった。

 面白くなって、季節外れや意外な場所で花を咲かせる逞しい花に注目しながら歩くことに・・。

 

 (カンナの花)

 

 (アスファルトの割れ目から百日草)

 

 (アスファルトにケイトウの花)

 どれもこれも、季節遅れだったり生育困難な場所だったり・・・。

 

 (コスモス)

 かろうじて、季節的にセーフだったのは人為的に植えられた道ばたのコスモス。

 こうした逞しい草花を見習って、私も死ぬまでは元気に生きたいものである。

 「気圧谷秋と冬との立ち話」・・・しろ猫

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電線の地中化

2022-11-11 13:25:59 | ウオーキング

 街中コースを歩いている最中に、頭上をヘリが通る音がした。

 見上げると日頃のヘリとは違っていて、いわゆるオスプレイ。

 

 (オスプレイ)

 2機のオスプレイが、頭上で空港の方向に旋回をはじめたので、カメラを取り出してパチリ。

 実はもっと大きく撮したものもあったのだが、まともに映っていたのはこの1枚だけ。

 理由は電線が機体に重なったりして、変な写真ばかり。

 見上げれば電線ばかりという街中の風景に溜息が出る。

 先日の皆既月食の始まりの写真もそうだった。

 

 (電線で鉢巻きをした月)

 家の前の駐車場で月食を撮影して、確認したら電線が映り込んで月が鉢巻きをしていた。

 あわてて、田んぼコースへ歩いていって続きを撮したりしたものだった。

 我が町の特徴なのか、とにかく電線が多すぎる。

 

 (電柱の林立)

 道路という道路には、ことごとく電柱が林立。

 しかも1本の電柱に添架されている電線・ケーブルが多い。

 

 (蜘蛛の巣状態のケーブル類)

 普通の電線はそれ程でもないのだが、同軸ケーブルや光ケーブルなどの保持材までがブラブラ。

 この隙間から、満月や飛行物体を撮すというのはどだい無理な話。

 地震の後、崩壊した家は解体されて無くなったが、インフラとして復旧された電線だけが際だってきた。

 地震後に訪れた外国からの視察やボランティアが、さかんに頭上の電線を撮していたのが印象に残る。

 道路に両側から倒壊した家屋が道路を塞ぎ、緊急自動車の通行も出来ない状況だった。

 火災が発生しなかったのが、不幸中の幸いだった。

 その教訓から、道路の拡幅工事が始められた。

 

 (道路拡幅工事中)

 震災後6年になるが、年度末頃には四分の一区間くらいは出来る予定。

 復旧・復興にあたって地区ごとに町民集会などが催された。

 その際、道路拡幅に合わせて電線等の地中化を要望する町民がとても多かった。

 考えることは皆さん似ているのだなとその時思ったものだった。

 町や県の担当者は、「はい、分りました」と元気に返答していたのを覚えている。

 この4車線化拡幅工事が終了した暁には、スッキリした空や山々が見えることを期待したい。

 「シッカリとやると政治のマニュアル語」・・・しろ猫

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私が死んだ?

2022-11-10 10:58:53 | 日常あれこれ

 先日、車を運転中に警報音が鳴り、モニターにはシートベルトの警告灯が出ていた。

 慌てて、脱着を繰り返したが警報音は止らない。

 やむなく停止して駐車状態にして、改めに電源ONから初動を繰り返した。

 

 (シートベルト警告灯)

 市街地に入り暫くすると、又もや警告音と警告灯が点滅。

 車の流れに乗っているので、駐めることも出来ずそのまま走向を続けた。

 緩やかな警報音も、やがてヒステリックなピーピーの強烈な連続音に変わって強烈にアピール。

 それでも、放置して走っていたら、車の方が疲れたのか音は止って警告灯だけになった。

 帰宅してディーラーに電話したら、定休日。

 仕方なく車庫の中で、原因を追及。

 原因は、助手席に乗せた柳誌編集のための紙袋内の資料の重さに座席のセンサーが反応したと判断した。

 そう言えば、買い物袋や資料などはシートベルトはしないから、今後は留意をしておこう。

 原因は、意外とささやかなものだった。

 

 そして一昨日は、生死確認の電話が来た。

 当初相方が電話に出たが、話の筋がよく分らない。

 第一電話してきた相手がよく判らず、応答不能に陥り私にチェンジ。

 電話の相手は散髪帰りの先輩で、葬儀場の横を通ったら通夜の表示に私の名前があったというのである。

 結果は、本人が電話に出たことで私は生きていることが判明した。

 亡くなったのは同じ町内の同姓同名の別人。

 借家を数軒所持する方で、数年前までは郵便物の誤配達も多かった。

 最初に気づいたのは、県外に転勤で住んでいたころ、銀行が振り込み先を誤って別人に振り込んだ時だった。

 同姓同名が同一町内に居て、家賃収入だったので躊躇せず借家経営の先方に振り込んだという話だった。

 転勤で元の町内に戻った後も、入居者が何組かは我が家に挨拶にみえて、その都度説明しものだった。

 その後、郵便も入居の訪問も無くなり、ここ数年は静かだった。

 先輩の通夜の電話の翌日から、新聞の訃報欄を見たという私と相方の友人・知人その他から電話が殺到した。

 共通していた電話の言葉は「年齢が違うけれど、新聞の間違いということもあるし・・・」だった。

 とうとう川柳の吟社の編集長からも電話があって、会員には生きていると返事しておいて欲しいと依頼した。

 

 昨夜遅く、もう何年も会っていない先輩から電話があって、それ以降電話機は静かになった。

 その中で、携帯に電話したが出なかったので確認のため固定電話に電話したという人もいた。

 恐るべし携帯電話の不携帯である。

 新聞訃報欄が招いたささやかな騒ぎだったが、文章にすると結構長くなる。

 五七五に短縮して表現すると細部は判らなくなる。

 「究極の喜劇はやはり悲劇です」・・・しろ猫

 「今日、ママンが死んだ」カミユの異邦人、冒頭の一文がふと頭に浮かんだ。

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