白雲去来

蜷川正大の日々是口実

良い企画だと思うのだが。

2014-03-26 10:38:53 | インポート

三月二十五日(火)晴れ。

いつから花粉症などになったのか、この時期はつらい。思い切って「ダイキン」の空気清浄機を買ったが、わが陋屋は隙間だらけなのか、まあないよりはまし、という程度だ。それでも三時間ほど動かしていると、くしゃみや目の痒さといったものがなくなるから値段だけのものはあるのだろう。もう一台買って、廊下にも置くか検討中である。

先日も、西村修平さんから教えて頂いたのだがコンポの音響も密封性の良いマンションなどの方が音の反響が良いとのこと。空気清浄機もおそらくマンションの方が効きが良いのに違いあるまい。それでもそれだけのために、住み慣れた家を引っ越すわけにはいかない。しばらくは耐え難きに耐えて行くしかないか。

三月の二十日の産経新聞に警視庁の職員が選んだ「警視庁100大事件」のランキングというものが掲載されていた。一位は「オウム真理教事件」で、「5・15事件」や「2・26事件」、「血盟団事件」といった戦前の昭和維新運動などもランクされていたが、戦後では山口二矢烈士による「浅沼社会党委員長室刺殺事件」や「三島事件」に加えて、野村先生らが惹起した「経団連事件」が91位に、そして愛国党の筆保氏の起こした「三木首相殴打事件」が92位に入っていた。

私が連載をさせて頂いている「実話ドキュメント」で、「警視庁100大事件ーを解説する」というムックを作ったならば面白いのではないかと思った次第。篠田さんどうですか。もちろん「右翼関係」の解説は私が安いギャラで担当します。考えてみてね。(釣りに忙しい篠田編集長がこのブログを読んでいるとは限らないか)。左翼関係の解説は、元連合赤軍の植垣康博さんにお願いしたら良い。ちなみに植垣さんたちが関係した「あさま山荘事件」は第三位にランクされている。分野別に解説者を変えてみるとかなり面白いものになるのではないか。現存している各事件の関係者の証言なども入れて。

Photo_3※これです。どこかの出版社でやらないかなぁー。

夜は、久しぶりに愛国党の舟川孝さんから電話があった。機関誌を送ったお礼の電話だが、「ありがとうございます。『大悲ジャーナル』と『酔』を」。ギャグなのか本音なのか分からん。とりあえず来月の一献会を約した。


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不肖・宮嶋氏の髪が黒かった頃。

2014-03-26 09:53:49 | インポート

三月二十四日(月)晴れ。

『週刊文春』の最新号(3月27日・55周年記念号)の後半グラビアに「不肖・宮嶋」こと宮嶋茂樹さんの「紛争、災害、事件、大悪党ー不肖・宮嶋、撮りまくって四半世紀」という特集がある。「戦場カメラマン」と言えば、最近テレビのバラエティー番組に良く出ているのんびりしゃべる御仁が有名だが、玄人筋には宮嶋氏の方が名が通っている。

その宮嶋氏が初めて写真集を出したのは何と愛国党の総裁だった赤尾敏先生のものだった。タイトルは「人間・赤尾敏ー愛国の貌」である。(オークションで2万円もしている)現在は、自衛隊に関するものやさまざまな写真集を出している宮嶋氏だが、最初のものが赤尾先生とは、さすがに目の付け所が右寄りでいい。ちなみに宮嶋氏は野村先生の写真集も出している。

013※弊社発行。定価5千円。残部僅です。

宮嶋さんを野村先生に紹介したのは元フライデーの記者の新藤厚氏。そ写真集の撮影のために宮嶋さんは、野村先生とイタリア、モロッコ、フィリピン、冬の小樽へと撮影旅行へ行った。そのうち私がお供したのは、フィリピンとモロッコである。そのご縁で野村先生の追悼集会には毎回出席してくれている。昨年の「群青忌」の追悼文集にも原稿を寄せて頂いた。

『週刊文春』のグラビアの中で、不肖氏は「四半世紀(注・宮嶋氏が編集部に出入りを始めてから)ワシの髪も白くなった」と書いているが、宮嶋氏の髪や私の髪も黒々としていた時代に、野村先生と共にフィリピンやモロッコを旅したことは、良い思い出となっている。

923※平成4年3月、マニラはコレヒドール島にて。左から、新藤厚氏、四宮正貴氏、野村先生、蜷川、宮嶋氏、古谷喜久男氏。

Photo※平成5年8月、モロッコはラバトにて。お互いに髪の毛が黒い。そして多い。シェーン髪バック。

Photo_2※マラケシュの迷路にて不肖・宮嶋氏。

夜は、そんなことを思い出しながら酔狂亭にて月下独酌。


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