三月十日(火)曇り。
私は、家で作る天ぷらでは「ニンジン」が好きだ。昨夜も、うどん鍋を囲んだ際に、野菜のてんぷらを作ったが、特にニンジンを多めに揚げた。朝は、そのニンジンのてんぷらを「天丼」にして食べた。これが美味しい。海老でも他の野菜でも駄目だ、なぜか天つゆで軽く煮て卵でとじるのはニンジンが一番おいしい。カツ丼ではなく、ニンジン丼が蕎麦屋にあればいいといつも思う。
今日は、戦前であれば陸軍記念日である。明治三十八年(一九〇五)三月十日に、日露戦争の奉天会戦で帝国陸軍が勝利し、奉天(現在の瀋陽)を占領して奉天城に入城した武勲輝ける日である。ドラマ「坂の上の雲」では、日本海海戦のシーンとこの奉天戦のシーンが一番いい。政府も先の大戦の七十年の談話など出さずに、陸軍記念日の談話でも出せば良いと思う。大体敗けた戦争の談話など、威勢が悪くて仕方がない。昭和二十年の今日、米軍は東京を空襲し十万余名もの民間人を焼殺した。戦後、東京裁判において日本の戦争指導者が裁かれた罪状に「人道に対する罪」というものがあるそうだが、笑わせてくれるではないか。
日本の都市への無差別爆撃、広島・長崎への原爆投下、そしてドイツの古都ドレスデンへの爆撃。アメリカとイギリスの人類史に例を見ない無差別都市爆撃として、いつの日か彼らが裁かれる時が来るのに違いあるまい。しかし日本人は良し悪しは別として、「敗けたなら城を明け渡す」という潔さがある。あの空襲から七十年が過ぎて、アメリカに保証をせよ、という声は上がらない。未だにグズグズ言ってくるどこかの国とは大違いだ。
「戦後七十年」などと言う言葉が平気で使われるのは平和な証拠でもある。もしその間に日本が対外戦争に加担していたら、「戦後七十年」などと言う言葉は通用しなくなる。言い換えるのならば戦後の七十年は、日本が平和国家として歩んできた証拠ではないか。そろそろ隣国に「ノー」と言える日本になって貰わなければ。
夜は、名前だけ真面目な集まりを関内で開催。残念ながら欠席多し。六名でしたたか飲んで帰宅。酒を愛するも 天に愧(は)じず。か。
私は、家で作る天ぷらでは「ニンジン」が好きだ。昨夜も、うどん鍋を囲んだ際に、野菜のてんぷらを作ったが、特にニンジンを多めに揚げた。朝は、そのニンジンのてんぷらを「天丼」にして食べた。これが美味しい。海老でも他の野菜でも駄目だ、なぜか天つゆで軽く煮て卵でとじるのはニンジンが一番おいしい。カツ丼ではなく、ニンジン丼が蕎麦屋にあればいいといつも思う。
今日は、戦前であれば陸軍記念日である。明治三十八年(一九〇五)三月十日に、日露戦争の奉天会戦で帝国陸軍が勝利し、奉天(現在の瀋陽)を占領して奉天城に入城した武勲輝ける日である。ドラマ「坂の上の雲」では、日本海海戦のシーンとこの奉天戦のシーンが一番いい。政府も先の大戦の七十年の談話など出さずに、陸軍記念日の談話でも出せば良いと思う。大体敗けた戦争の談話など、威勢が悪くて仕方がない。昭和二十年の今日、米軍は東京を空襲し十万余名もの民間人を焼殺した。戦後、東京裁判において日本の戦争指導者が裁かれた罪状に「人道に対する罪」というものがあるそうだが、笑わせてくれるではないか。
日本の都市への無差別爆撃、広島・長崎への原爆投下、そしてドイツの古都ドレスデンへの爆撃。アメリカとイギリスの人類史に例を見ない無差別都市爆撃として、いつの日か彼らが裁かれる時が来るのに違いあるまい。しかし日本人は良し悪しは別として、「敗けたなら城を明け渡す」という潔さがある。あの空襲から七十年が過ぎて、アメリカに保証をせよ、という声は上がらない。未だにグズグズ言ってくるどこかの国とは大違いだ。
「戦後七十年」などと言う言葉が平気で使われるのは平和な証拠でもある。もしその間に日本が対外戦争に加担していたら、「戦後七十年」などと言う言葉は通用しなくなる。言い換えるのならば戦後の七十年は、日本が平和国家として歩んできた証拠ではないか。そろそろ隣国に「ノー」と言える日本になって貰わなければ。
夜は、名前だけ真面目な集まりを関内で開催。残念ながら欠席多し。六名でしたたか飲んで帰宅。酒を愛するも 天に愧(は)じず。か。