INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

く・ふ・う(60)

2015年06月24日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
「□印は車椅子対応車で運行します。」


印が付くのは「400番」の一部。


そのココロはこれ。

 
ここは筑紫野市の「筑紫野中学校入口」。

  
朝倉街道までは100円。


交差点の名は「針摺峠」。


信号待ちするのは車椅子対応じゃないほうの車両。
乗車、降車がともに発生するバス停が少なくないため、ドアが1つだと、以前より遅れが拡大している印象あり(個人の感想です)。


側面。
通過済みの経由地が消されるLEDの行先表示に慣れてしまったところに、通過済みの経由地もずっと表示される幕式の行先表示を復活させると混乱や違和感を生じさせるから…というところまで考えられているのか、それともただの手抜きなのか、終点のみの表示。
いずれにせよ、もし「方向幕のほうが情報量が多くてわかりやすかったから方向幕の時代に戻そう」ということになったとしても、単に以前の形式に戻せばいいというものでもないのかも。
(つづく)
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く・ふ・う(59)

2015年06月12日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
渡辺通一丁目交差点の渡辺通り南行きの信号に「左折矢印」を付けてほしい!とずっと考えていて、昨年記事でも書いたのだが、少し前についに実現している。


同じようなことを考えた方も多かったということではないだろうか。


下から左上に行く方向に矢印が出るようになっている。

 
この地図の「現在地」は「渡辺通一丁目・電気ビル共創館前」。


」と「」が両方停まり、


休日は「急行」が結構たくさん来ます。

 
交差点を斜め左に曲がると「渡辺通一丁目・サンセルコ前」。

 
「快速 博多駅」とか「快速 中央ふ頭」というと、目的地まですごく速く連れて行ってくれそうな感じもするが、ここ「渡辺通一丁目」の時点では、“次の「柳橋」に停車しない”というだけ。


一日2本だけの“走る近い遺産”「105番」もここに停車。

渡辺通一丁目交差点では、愛称が異なる4つの通りが出会う。


天神方面は渡辺通り


博多駅方面は住吉通り


大橋方面は日赤通り


六本松方面は城南線

  
日赤通り南行きは「渡辺通一丁目・FM福岡前」。

 
反対側も「渡辺通一丁目・FM福岡前」。

  
城南線外回りは「渡辺通一丁目・十八銀行前」。
英字表記は“18BANK-MAE”。

 
9番」「10番」「15番」「20番」は六本松三丁目には停車しません。

 
反対側も「渡辺通一丁目・十八銀行前」。


交差点を左折して天神方面に向かうのは現在ではこれだけ。


青い標識では直角に交わるように書かれているが、


ご存知の通り、直角ではありません


渡辺通り北行きも「渡辺通一丁目・電気ビル共創館前」。

というわけで、「電気ビル共創館前」「FM福岡前」「十八銀行前」が2つずつ、「サンセルコ前」が1つで、全部で7つの乗り場がある「渡辺通一丁目」。
「サンセルコ前」の反対側は、実質的には「柳橋」が、その役割を果たしている。
(つづく)
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SWEET NAIL(42)

2015年05月22日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
位置関係が無茶苦茶なことが多いこのタイプの路線図だが、これは、左右反転させると実態にかなり近くなりそう。


ここは福岡市中央区の「一本木」。


「54番」「54-1番」「59番」は、快速「的」運行であり、このバス停を通過するため、この先の「平尾」交差点を右折して小笹方面に向かう路線はここには停車せず、全て野間四角方面へ。


反対側、都心方面。


こちらの路線図は、一応実態を反映。


こちらにも「54番」などは停車せず。


交差点の名前は「平尾北」だが、平尾の交差点からはちょうど北西であり、このズレが福岡オリジナル(?)


バス通りではないが、山荘通り方面に斜めにまっすぐ延びるこの道が、なぜか昔から結構好き。
(つづく)
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SWEET NAIL(41)

2014年12月06日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
薬院大通から、雙葉学園入口と桜坂の間を横切って上に伸びる線の先が白で隠されている


上智福岡中高行きとして案内されている「58-1番」は、上智福岡中高前から先で「58番」となり、動物園前、薬院大通、柳橋経由で博多駅まで連続運行されることから、ここには薬院駅前から博多駅方面へのバス停が書かれていると思われる。
ただ、このレイアウトだと、雙葉学園入口の次に薬院駅前に停車する「58-1番」があるように受け取られかねないため、白で隠された…ということだろうか。


このタイプの路線図のおかしなところについては、過去の記事でも触れた。

   
ここは福岡市中央区の「雙葉学園入口」バス停。


城南線の坂の途中

かつては「動物園入口」という名称だったが、2008年春に「雙葉学園入口」に改称された。
「動物園入口」は、市内電車の電停名を引き継いだものである(「古小烏」のほうがしっくりくる方も多いかもしれませんが)。

“「雙葉学園入口」に名前が変わった「動物園入口」についても、路面電車の電停名としてとしてみるとまあ妥当だろうが、バス停名としてみると、動物園まではけっこう遠く、最寄りの停留所とするのは厳しいものがあった”

と、過去の記事で書いたが、「大濠公園」に変わった「西公園」や、「小倉駅入口」に変わった「小倉駅前」…なども、背景は共通している。

 
交差点は、今でも「動物園入口」。


雙葉学園から山荘通方面に抜けるこの道路にバスは走っていない。
ただ、“都心部にもコミュニティバス(的なもの)を!”というムーブメントが起きて、近い将来、この道路にもバスが走るような時代が来るのでは…と勝手な予測。
(つづく)
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く・ふ・う(58)

2014年12月05日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
「上別所バス停(下り)乗降場所」のプレート。

  
向かい側にかわせみの「上別所」バス停。

バス停の標柱が片側に一本だけの場合、反対方向のバスは道路の反対側に停車する旨の告知はない場合が多いが、このようなプレートがあるとありがたい。
「反対側にバス停が見当たらないので、向かい側に停車するのだろう」…と思っていたら、ずいぶん離れたところに反対側のバス停があるということも結構あるので。


西鉄バスが走っていた頃の「上別所は」、ここではなく、県道早良大野城線上にあった。


近くにはこんな工夫も。
(つづく)
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く・ふ・う(57)

2014年10月31日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
2006年2010年に、“六本松交差点の城南線外回りの信号に「左折矢印」を出してほしい!”と書いていたのだが、近頃ついに実現している。


同じようなことを考えた方も多かったということではないだろうか。

あとは、渡辺通一丁目交差点の天神→住吉方向の左折矢印設置、赤坂交差点(赤坂門)の歩車分離化…なども検討していただきたいところ。

 
最寄りのバス停、「六本松三丁目」。

「六本松」を取り囲むバス停の名称についての考察は「六本松二丁目」の記事を参照のこと。
(つづく)
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く・ふ・う(56)

2014年08月30日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
「流通経由右折」の貼り紙。

507は都橋」「←南・西→」などと同様、運転手さんに向けての注意喚起である。

 
ここは福岡市東区の「浜田」バス停。

 
73番」と「78番」はこの先の交差点を右折して流通センターへ、「77番」は流通センターには行かず直進する。


ただし「73番」「78番」は、この交差点を曲がってすぐのところにある「流通センター西」のバス停には停車しない


JR九州バスのバス停名は「筑前浜田」。

鉄道の駅名(山陰本線「浜田」駅)との重複を避ける意図があったのだろうと思われる。


同様に、この先には「筑前土井」や「筑前蒲田」といったバス停もあり。


反対側。
ひとつ先は「松島一丁目」。

「松島一丁目」の次は、西鉄が「原田」で、JRは「箱崎原田」。
全く別の場所にある「原田」駅は「筑前」に所在することから、これとは区別する意味で、「筑前」ではなく「箱崎」が付いた感じだろうか(“はらだ”と“はるだ”で読みに違いはありますが)。

鉄道のことはあまり詳しくないので、的外れなことを書いているかもしれません。
(つづく)
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く・ふ・う(55)

2014年07月19日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
カラー写真を用いるなど、一つのバス停のための「お知らせ」としてはなかなか手が込んでいる。


写真に写っている人たちはエキストラなのでしょうか??
(つづく)
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く・ふ・う(54)

2013年12月19日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
年末年始ダイヤのお知らせに付記してあった。

来年1月2日は、「混雑対策」のため、天神地区のバス停を一部「封鎖、変更」するとのこと(「封鎖」というとなんだか仰々しい感じもしますが)。

渋滞緩和を目的とした天神地区のバス乗り場の再編については、かつて、この記事この記事この記事、そしてこの記事などでも提案して、一部現実となったものもあったのだが、結局は「停車するバス停が減る」ことになるため、西鉄が既得権を自ら手放すような方向にはなかなか進まない…というのが現実なのかも。

ただ、乗り場を再編することにより、渋滞が緩和し、バスの定時性が高まるのであれば、十分検討に値する課題と思われる。
また、今年「W」が登場し、来年以降、「」「」「」も登場する予定であり(←勝手に思っているだけです)、「わかりやすさ」の観点からも再編の必要性は高まっているといえる。

正月の「封鎖、変更」は、今後の展開を示唆しているようにも見える。
(私が正月に天神に行く機会があまりないため知らなかっただけで、実はこれまでも毎年このようなことが行われていたのであればスミマセン)


(つづく)
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く・ふ・う(53)

2013年11月13日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
コミュニティバスではおなじみの(?)バスの進行方向を知らせる看板


ちなみに、ここで出てくる「西」「南」は方位ではない。

  
ここは那珂川町の「旭団地」付近。
(つづく)
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SWEET NAIL(40)

2013年10月05日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
冒頭の画像、どこが“SWEET NAIL”なのでしょうか。

特にクイズという訳ではありません
(「どこが“SWEET NAIL”なのでしょうか、いや、決して“SWEET NAIL”ではありません」という反語でもありません(笑))

周辺のバス停では、“SWEET NAIL”が修正されているところもあります、…と一応ヒント。

  
福岡市中央区の「高砂」バス停。


「高砂」といえば、「カメラの大洋」のイメージが強かったが、


現在、ランドマークとしては、FBSのほうが優勢。
(つづく)
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く・ふ・う(52)

2013年09月21日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
「古賀駅」バス停での掲示。

前回取り上げた時点では、駅舎の反対側の「古賀駅東口」からも東医療センターに行くバスが運行されていることに関して、“時間をご確認のうえ、御利用ください”とだけしか書いてなかったので、
「東医療センターに行くバスの時刻も案内すべきだと思う」
と書いていたのだが、めでたく(?)時刻も表示されるようになった。

利用者のことを考えた工夫は歓迎すべきだと思う。

  
現在、ここ「古賀駅」に停車するのは「1番」「2番」「3番」「4番」
同じ鹿児島本線の「千早駅」に停車するバスの番号のラインナップも同じ。
ただし、「千早駅」には、この4つに加え「無番」の「香椎浜・千早駅~福岡空港線」も停車する(バスの行先表示の番号の部分に飛行機のイラストが描かれているため、わが家では“ひこうき番”と呼ばれています)。

 
反対側の「古賀駅東口」。
こちらにも、反対側の乗り場の時刻表を…と言いだすとキリがなくなるのでここではやめておきましょうか(笑)。

 
東口ロータリーと、そこに進入してくるバス。
(つづく)
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く・ふ・う(51)

2013年06月29日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)


鉄道との位置関係が示されていたり、


名所の写真が入っていたり、


運賃体系が異なる区間についての説明が入っていたり、


難読バス停に読み仮名があったり、


行先番号と色幕について、バスの行先表示を模した凡例があったりで、なかなかの力作。


ここは筑紫野市の「JR二日市駅」バス停。
(つづく)
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く・ふ・う(50)

2013年06月16日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡県直方市の九州自動車道上の「直方パーキングエリア」(高速道路的には下り、バス路線的には上り)バス停の時刻表。

「天神行き」に、「福岡インター経由」と「青柳、立花山経由」がある。
ただ、前者は福岡インターチェンジで九州道を降りるものの、「福岡インター」のバス停に停車する訳ではなく、“青柳、立花山には停車しない”というだけである。
また後者も、福岡インターチェンジで九州道を降りるため、厳密な意味では「福岡インター経由」と「青柳、立花山経由」という表現は適切ではない。

このあたりの表現の難しさは、ここ以外にもいろんなところで見受けられる。


ちなみに、直方発の高速バスなどが停車する「(高速)立花山」のバス停は、「マリンクス山らいず線の「狭義の終点」である「佐屋」のすぐそばである。


天神行きの本数は申し分ないが、その他の便はこんな感じ。


「直方パーキングエリア」の施設は、反対車線側(本州方面)のみにある。


福岡方面の車線側は、少し先に「鞍手パーキングエリア」があり、以前は、反対車線のバスは「直方パーキングエリア」、こちら側の車線のバスは「鞍手パーキングエリア」と、別々のバス停に停車していたが、7年前に「直方パーキングエリア」に統一されている。

高速道路の利用者としての個人的な意見だが、「直方パーキングエリア」はかなり手狭なので、もっと規模が大きくて然るべきなのでは?という気がする。


高速道路の下には、遠賀川駅直方を結ぶ「68番」が停車する「直方PA口」のバス停が。
JR筑豊本線(福北ゆたか線)の筑前植木駅がすぐ近くにあり、また、高速道路と並行して山陽新幹線も走っているため、「パーキングエリア」「新幹線駅」「在来線駅」「高速バス停留所」「路線バス停留所」を一体化したようなターミナルの立地が可能なのでは?と以前から思っている。
ただ同時に、実際には難しいだろうなということも以前から思っている(笑)。

 
(つづく)
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SWEET NAIL(39)

2013年06月05日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
「古賀駅」バス停での掲示。
4月1日のダイヤ改正で、駅舎の反対側の「古賀駅東口」からも東医療センターに行くバスが運行されるようになったことから、その旨を知らせている。
でも、せっかくここまで書いたのだから、
“時間をご確認のうえ、御利用ください”
とだけ書くのではなく、東医療センターに行くバスの時刻も案内すべきだと思う。

さらにいえば、東医療センターだけでなく、舞の里サンコスモ古賀、薦野方面行きのバスも、「古賀駅」と「古賀駅東口」から分かれて出ているので、「古賀駅東口」の時刻表自体をここ「古賀駅」にも掲示したほうがよいように思われる。

…という話を進めていくと、今後は、少ない本数のバスの乗り場が分散している現状を改善すべき→路線を再編すべきだ、という流れができていきそうな気配。


3月までは、この先の「古賀駅前」交差点を左折するもの、右折するもの、いずれにも「131番」「132番」があるというわかりにくい状態だったが、番号の整理によりわかりやすくなった。



古賀市内線の郊外部の「狭義の終点」である「薦野(こもの)」。
かつてはここから、下原香椎を経由して福岡都心部まで行くことができた。
銘板の「131」「132」の文字は、特に修正するわけでもなく、自然に色褪せるのを待つ感じ。


「1番」「2番」「2-1番」は「古賀駅」へ、「7番」は「古賀駅東口」へ。
ちなみに、東口ではないほうの「古賀駅」行きのバスの行先表示は、4月以降、「古賀駅西口」と表示されるようになっている。


折り返し場を出て、バスが進んでいく方向と、


その反対側、かつて2つ先の「清滝」行きが走っていた方向。



こちらは「6番」の「狭義の終点」である「グリーンパーク古賀」。


ここにバスがやってくるようになった2005年以来、番号の付いたバスは初めて(ただしこれには諸説ありました)。


近い将来、大きな路線再編もありそうな感じも(あくまで個人的な感覚ですが)。
(つづく)
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