(つづき)
“沖ノ島を世界遺産に”…という願いは叶ったけど、大島や宗像大社も一緒に登録されないなら地元は喜べないよね…という記事を書くつもりでいたところ、一転して、沖ノ島以外の構成資産も一括して世界遺産登録されることに。
一括登録されないならいっそ辞退すれば?とか、世界遺産に登録されたら荒らされるのが心配…とか、外野からはいろいろと言えますが、登録を目指してきた地元にとってはやはり喜ばしいことなのではないかと。
そういう意味では、「学芸員も観光マインドを持つべき」という発言が鬼の首を取ったように批判されるのもどうかと思うし、官僚主導を改めないと!とマスコミも含めて多くの人が言ってきたくせに今は文部科学省が善で官邸が悪みたいになっているのもなんだかねぇという感じが。
「東郷駅日の里口」。
日の里団地内の循環線「15番」「16番」、宗像ユリックスまでの「19番」、そして天神と宗像大社、道の駅むなかた、神湊波止場を結ぶ「特急むなかた号」が停車。
“特急の注意点”。
「ふれあいバス」も停車。
撮影したのは少し前で、現在は、線路を挟んで反対側の出入口もリニューアルされ「宗像大社口」という名前が付いている。
宗像大社、道の駅むなかた、神湊波止場へは、線路の反対側の「東郷駅前」からもバスが出ていて、現状は分散している状態なので、いずれ乗り場の整理が行われることになるかも。
「東大廻り」「西大廻り」という表現は、かつて、“大廻り”をしない“小廻り”があったことの名残り。
以前取り上げたときには、
“ここから出るバスの行先は、「東廻り」「西廻り」「東大廻り」「西大廻り」…と、この地区独自のものである。
無機質というか機械的な感じもするが、この地区でしか通じない感じが、独立した国家のようでもある。
一方で、線路の反対側にある「東郷駅前」バス停から出るバスの経由地や行先は、「宗像大社」「神湊波止場」「京泊」…など、アンチ無機質で、趣が全く異なっており、このコントラストが面白い”
と書いていました。
橋本駅循環ミニバス同様、タクシー会社が運行しているらしいです。
公団住宅とバス停。
宗像市の知名度やイメージが向上して、人口増加につながったりするでしょうか。
(つづく)