(つづき)
「66番」。
“若久通り”は、“みやけ通り”などとともに2009年に付いた愛称で、表示されている地名でいくと、「(博多駅→)百年橋通→日赤前→野間四角→若久通り→国立福岡病院」というルート。
「66番」は、国立福岡病院に乗り入れる唯一の路線。
…ではあるものの、国立福岡病院に行かない「66番」もあるため、利用者が“国立福岡病院に行きたかったら66番!”という「割り切り」「単純化」ができないのが難点といえば難点。
同じエリアで「九州がんセンター」についても同じ感じでしょうか。
このように、行先番号が行先番号としていまいち機能していないケースは、「32番と33番と34番の問題」「70番と72番の問題」をはじめとして、過去にも数多く取り上げています。
「66番」はもともと、国立福岡病院に行かないほう(那珂川営業所発着)がメインで、過去には桧原営業所行きもあった。
2010年春のダイヤ改正で、朝夕のみの運行に大減便となり影が薄くなっていたが、2017年春に国立福岡病院行きができ日中も運行するようになってやや息を吹き返したカタチ。
国立福岡病院に乗り入れる路線の都心側の起点が天神ではなく博多駅であるのは、天神方面については西鉄天神大牟田線からの乗り換えが可能だという想定があるから…なのかはわからないが、もしそうであるならば、「66番」には西鉄高宮駅東口を複乗させてほしいところ。
そうすることで、「66番」という番号はより独自性が増し、行先番号としての機能も少しは高まる気がします。
(つづく)
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