雑餉隈駅~下大利駅間高架切替に伴う西鉄天神大牟田線のダイヤ改正に合わせ、バスのほうでもダイヤ改正が。
時刻の変更がメインで、新しい路線の登場などはありませんが、そんな中、今年春に開業したららぽーと福岡に乗り入れる路線のうち、天神・博多駅とららぽーとを結ぶ路線の行先番号が「44番」から「無番」に変更となる。
“44番と書いてあったから諸岡や南本町のほうに行くと思ってたのに、ららぽーとの中まで連れて行かれた!”
…という苦情(というか言いがかり)が結構あったようなので、その応急処置といったところでしょうか。
でも、とりあえず傷口はふさいだけど、それが原因で別の大きな病気になった…ということにもなりかねない感じ。
今回のダイヤ改正とは関係ないですが、冒頭の画像も「無番」。
西鉄高宮駅東口から老司団地に向かう路線だが、何らかの番号を付けるとどこかで波風がたってしまうため結局「無番」に落ち着いたような印象。
似たようなことは過去に、高美台一丁目と新宮緑ケ浜を結ぶ「無番」や、名子と篠栗駅を結ぶ「無番」のときにも書きました。
行先番号が付いた路線がたくさんある中で「無番」があると、逆に目立つし覚えやすいという効用はたしかにあると思うのですが、ひとつのバス停にいろんな「無番」がやってくるような状況になると逆にわかりにくくなるという弊害もあり。
ちなみに、過去には「無番」ではなく「0番」が存在したこともあり。
「無とゼロは違う」という、哲学的なことも行先番号は教えてくれます(笑)。
(つづく)
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