(つづき)
福岡市に住む70代以上の人は、渡辺通一丁目のことを「一丁目」と言いがち。
あと、西鉄天神大牟田線を「急行電車」、昭和通りを「50メーター道路」、福岡(天神)駅のコンコースを「サテライト」、博多ポートタワーを「博多パラダイス」とも言いがち。
時代は変わっても、時刻表の中にいまだに生き続ける遺産たち。
この記事やこの記事やこの記事やこの記事やこの記事などでもかつて取り上げました。
「城内」は、現在の「福岡市美術館東口」。
「城内」と「福岡市美術館東口」の間に「城内美術館東口」という名称だった時代もあり、また、もともとの「美術館東口」は現在の「福岡城・NHK放送センター入口」。
「城内」という名のバス停は現存しないが、私の中では未だに「13番」は“城内経由”。
福浜と西新が唐人町三丁目経由でつながっていたのは平成の初期。
青柳と平山をつなぐ路線がなくなってから既に13年半。
「往復共通」と「上下共用」、表現の違いは、バス停設置時期の違いを反映。
「西山」は、南金武の1つ先にあった、「2番」「97番」のかつての「狭義の終点」。
市に昇格してから既に25年が経過。
「新町」は「古賀新町」のこと。
「羽根戸」は、もともと「2番」の「狭義の終点」だったものが、田村大橋の開通により四箇田団地行きの経由地となった。
現在は四箇田団地とはつながっていない。
「土井三つ角」は現在の「土井四丁目」。
三差路から四差路になってからも、ずっと「三つ角」を名乗っていました。
(つづく)
「一丁目」としか書いてないんですよね。どこの一丁目(店)かわからなくて困ったりしないのか
不思議でしたがそういうことだったんですね。(あ、過去記事にある「福岡市内線」の路線図はちゃんと見ましたよ笑)
ちなみに時刻表表記は駅前一丁目のバスターミナル方向(32・39など)に今も「交通C」が健在です。
駅前四や駅南二などは「博多駅通過」のような書き方になっているのでかなりの絶滅危惧種です。