
(つづき)
今年3月27日、「41番」が「大野城サティ」に乗り入れを開始する際のチラシ。
先日のニュースでは、来春をめどに、「ジャスコ」や「サティ」など、複数あるイオン系の店名を「イオン」に統一するとのこと。
そうなると、「大野城サティ」や「釜屋・福岡東サティ前」といったバス停名も変更になるかも。
「イオン」といえば、今年6月26日に期間限定で運行を開始した福岡市東区の住宅地とイオン香椎浜SCを結ぶ路線(大蔵~大神神社前~高美台一丁目~平山~下原~香椎小学校前~西鉄香椎駅前~香椎~御幸町~香椎浜営業所~留学生会館前~香椎浜海岸通り~城浜団地)は、当初の運行終了予定の9月26日を待たずに、8月29日で運行終了となってしまった。
「西鉄香椎~マリノアシティ」とは違い、一応夏休み期間まではなんとか頑張れたカタチだが、本格運行までは程遠かったようだ。
下原から香椎浜方面は、「23B」が既にあり、この期間限定路線の恩恵を受けるエリアは、実質的には下原から郊外部(平山~高美台方面)のみということになるので、そこだけの需要に期待しても無理があったような気もする(下原地区から、トライアル新宮店がある大蔵への利用なども一応想定されていたようですが)。
個人的には、高美台~平山~下原のラインが活用されるのは嬉しいのだが、ここは素直に、大蔵or高美台一丁目から、国道495号(和白通り)経由のほうが、「香椎浜へ行くことの恩恵を受けるエリアの広さ」という意味ではよかったのかもしれない。
和白通りから香椎浜方面の路線というのは、ありそうでない、というか、できそうでできない(「ありそう」「できそう」と思っているのは自分だけかもしれませんが)。
日中の「26A」を、平日は一時間あたり0.5本、土日祝日は一時間あたり1本程度「26B」(香椎浜ランプ経由)にしてみるとか、また、和白~白浜間や、大名~唐の原間などにバス停を新設するとか、潜在的な需要を掘り起こすことはまだまだできそうな気もするのだが。
なお、「大蔵~城浜団地」とともに運行を開始した「76番」の臨時のほうは、当初の予定を前倒しして運行終了とはなっていないもよう。
大型ショッピングセンターへの路線は、これからも、いろいろと試行錯誤が続いていきそうな感じだ。
外環状道路の最後の難関(井尻~板付)が開通すれば、城南区、南区方面から「イオンモール福岡ルクル」に行く路線などができたりするかもしれない。
(つづく)
今年3月27日、「41番」が「大野城サティ」に乗り入れを開始する際のチラシ。
先日のニュースでは、来春をめどに、「ジャスコ」や「サティ」など、複数あるイオン系の店名を「イオン」に統一するとのこと。
そうなると、「大野城サティ」や「釜屋・福岡東サティ前」といったバス停名も変更になるかも。
「イオン」といえば、今年6月26日に期間限定で運行を開始した福岡市東区の住宅地とイオン香椎浜SCを結ぶ路線(大蔵~大神神社前~高美台一丁目~平山~下原~香椎小学校前~西鉄香椎駅前~香椎~御幸町~香椎浜営業所~留学生会館前~香椎浜海岸通り~城浜団地)は、当初の運行終了予定の9月26日を待たずに、8月29日で運行終了となってしまった。
「西鉄香椎~マリノアシティ」とは違い、一応夏休み期間まではなんとか頑張れたカタチだが、本格運行までは程遠かったようだ。
下原から香椎浜方面は、「23B」が既にあり、この期間限定路線の恩恵を受けるエリアは、実質的には下原から郊外部(平山~高美台方面)のみということになるので、そこだけの需要に期待しても無理があったような気もする(下原地区から、トライアル新宮店がある大蔵への利用なども一応想定されていたようですが)。
個人的には、高美台~平山~下原のラインが活用されるのは嬉しいのだが、ここは素直に、大蔵or高美台一丁目から、国道495号(和白通り)経由のほうが、「香椎浜へ行くことの恩恵を受けるエリアの広さ」という意味ではよかったのかもしれない。
和白通りから香椎浜方面の路線というのは、ありそうでない、というか、できそうでできない(「ありそう」「できそう」と思っているのは自分だけかもしれませんが)。
日中の「26A」を、平日は一時間あたり0.5本、土日祝日は一時間あたり1本程度「26B」(香椎浜ランプ経由)にしてみるとか、また、和白~白浜間や、大名~唐の原間などにバス停を新設するとか、潜在的な需要を掘り起こすことはまだまだできそうな気もするのだが。
なお、「大蔵~城浜団地」とともに運行を開始した「76番」の臨時のほうは、当初の予定を前倒しして運行終了とはなっていないもよう。
大型ショッピングセンターへの路線は、これからも、いろいろと試行錯誤が続いていきそうな感じだ。
外環状道路の最後の難関(井尻~板付)が開通すれば、城南区、南区方面から「イオンモール福岡ルクル」に行く路線などができたりするかもしれない。
(つづく)
ついでに、イオン九州も本体(千葉)に吸収合併されるとかされないとか、情報が錯綜してますな。
まあ、一部を除き客側にとってはどうでもいいことだが…。(笑)
>8月29日で運行終了
といえば、北九州地区の中谷~門司港地区や、高速バスでいえば北九州~マリノアが「予定通りに」終わってしまいましたね。
一方、北九州~鳥栖アウトレットは今後も曜日限定で運行継続だそうですが、個人的には、同線は本当に一定数の乗客を確保できたのか、また北九州~マリノアがなぜ乗客が少なかったのか、知りたい…。
>外環状道路の最後の難関
当該区間は、用地買収が難航しているようですが、結局、いつ貫通するんでしょうね(笑)
しかし、外環状道路沿いって、意外と(?)バスの乗客って少ないですよね?
そうなると(現時点では)、このルートも例外なく、開通しても路線ができる可能性は低いと考えます。
現に、福岡東環状線にも路線(空港~ルクル線はここでは考えないことにして)はないし、また今後できる見込みすらないし…。
>一方、北九州~鳥栖アウトレットは今後も曜日限定で運行継続だそうですが、個人的には、同線は本当に一定数の乗客を確保できたのか、また北九州~マリノアがなぜ乗客が少なかったのか、知りたい…。
ほんとですね。
単に利用者の大小だけでなく、商業施設側の意向も絡んではいそうですけどね。
>当該区間は、用地買収が難航しているようですが、結局、いつ貫通するんでしょうね(笑)
貫通のメドは立っているようです。
需要的には、一番最初に開通しないといけないような場所だと思うんですけどね。
>しかし、外環状道路沿いって、意外と(?)バスの乗客って少ないですよね?
>そうなると(現時点では)、このルートも例外なく、開通しても路線ができる可能性は低いと考えます。
>現に、福岡東環状線にも路線(空港~ルクル線はここでは考えないことにして)はないし、また今後できる見込みすらないし…。
私のイメージとしては、外環状道路をずっと走り続けるのではなく、城南区、南区(の外環状以外の部分で)である程度客を集めておいて、最後に外環状~東環状を通って一気にルクルまで…という路線でした。
でも、来年から外環状道路をずっと走り続ける路線(ルクルからではないですが)も試行運行されるようで、要注目ですね。
それから考えると中谷~門司港「106番」や、北九州~マリノアの運行終了はどこか納得いくんですよね。「106番」は肝心の都市高速区間が空気輸送でしたし、北九州~マリノアは荷物があれば自家用車で行くでしょうし、バス利用でも天神乗り換えの方が安いですしね。
>でもやはり継続運行には厳しいところだったのでしょうね…
私は結局最後まで乗れずじまいでした。
でも、休日のたびに車でよくすれ違っていましたが、そこそこ客が乗っている場合もあり、予定を前倒しで終了するとまでは思っていませんでした。
「日常利用」という意味では、マリノアや門司港レトロよりもイオンのほうが上でしょうから、「イオンまでの直通バスがある」ということが沿線住民にじわじわと浸透していけば、少しずつ上向く可能性もあったのかもしれませんが、そこまで待てるほどの余裕はなかったということなのかもしれませんね。