スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ジャパンカップダート&インスリンの管理

2009-12-06 19:42:49 | 中央競馬
 アメリカから1頭の招待馬を交えて争われたジャパンカップダート
 内からエスポワールシチーが出ていくと,その外にアメリカのティズウェイが並びかけ,この2頭が正面スタンドでは引っ張る形。しかしコーナーワークで1コーナー過ぎにはエスポワールシチーが単独で前に出ての逃げ。ティズウェイ,サクセスブロッケン,アドマイヤスバル,ワンダースピードといったあたりが先行集団を形成。最初の800mは48秒8のミドルペース。
 向正面でマコトスパルビエロが外を上昇していき,3コーナーでは2番手まで上がりましたが,エスポワールシチーには関係なし。再びコーナーワークで差を広げ,直線に入ってもさらに伸びて3馬身半もの差をつける圧勝となりました。後方から直線勝負に賭けたシルクメビウスが2着で,同様の競馬となったゴールデンチケットが3着。
 優勝したエスポワールシチーはこれでかしわ記念,南部杯に続き大レース3連勝。この着差は決定的なものといえ,現在の日本競馬のダートチャンピオンといっていいと思います。この馬が強い競馬をしたために,2着と3着には追い込んだ馬が届いたものでしょう。父はゴールドアリュール,母系はチップトップジーゲリンの分枝。エスポワールとはフランス語で希望という意味だそうです。
 鞍上は佐藤哲三騎手で管理しているのは安達昭夫調教師。ともに南部杯以来の大レース制覇で,ジャパンカップダートは初優勝です。

 すでに説明しましたように,入院中のインスリンの管理に関しては病院任せでした。しかし退院しますと当然ながら自分で管理しなくてはいけなくなります。これに伴い,このときの薬剤師の訪問では,その管理方法についての説明もありました。
 まず基本的に,インスリンは冷蔵庫で保存します。適温は2℃から8℃で,日光を避けるのが原則です。なお,冷凍庫に保存してしまいますと,性能に問題が生じてしまうようです。通院から次の通院までの期間は現在だとおよそ2ヶ月と長いですから,インスリン,僕の場合は2種類ですが,とくに量を多く打つ超速効型の方は何本も処方されます。そこでこうしたインスリンについては冷蔵庫に保存しておくということになります。
 ただし,これは未使用のインスリンに限った話です。使用中の物に関しては,常温で保存するのが基本です。というのは,急激な温度の変化が繰り返されることによっても,インスリンの効能に支障が生じる場合があるからです。いつでも家で食事をするならば,その都度,冷蔵庫にしまっておけば問題はありませんが,当然ですが家以外の場所で食事をするという場合もあるわけで,そういうわけにもいきません。よって使用中のインスリンは,下の写真のバッグに入れておきます。
                
 これはこのときに薬剤師からもらったもの。中に2本のインスリンと,何本かの注射針が入れられるようになっています。僕は入院中からインスリン注射をしていたわけですから,これを渡された時点でその残りの分も入っていました。注射器はそう簡単に壊れるものではないと思いますが,剥き出しではどんな衝撃がかかるか分かりません。このバッグに入れておくことによって,そうした危険を回避できますし,何より携帯するのに便利です。
 なお,インスリンは37℃を超えるとやはり性能に問題を起こすようです。したがって夏場などは,あまり温度が上がりすぎないようにも注意しなければなりません。
コメント (1)
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