スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

武雄記念&シックデイ

2009-12-25 18:51:32 | 競輪
 年末の競輪は何といっても競輪グランプリが最大のイベントですが,記念競輪の方も開催ラッシュ。22日には武雄記念の決勝(動画)がありました。
 並びですが北日本は別れ,渡辺-岡部の福島に木村,佐藤には山口,南-沢田の近畿で,小倉と吉永は単騎という細切れ戦。
 スタートは木村が取って渡辺の前受け。4番手に小倉が入り,その後ろはインの佐藤とアウトの南。吉永が最後尾と,周回中から一列棒状にならない珍しいレースに。残り2周のホームで南が5番手を取りきると,引いた佐藤がバックから発進しかまし先行。しかし3番手に入った渡辺がホームからすぐに巻き返し。このときに,インから上昇してきた南と岡部が絡み,渡辺は単騎となってしまったため,佐藤が労せず番手に。立て直して発進した佐藤が山口の追撃を凌いで優勝。山口が2着で,大外をよく伸びた小倉が3着。
 優勝した岩手の佐藤友和選手はこれが今年の初優勝。昨年は共同通信社杯などビッグ2勝をあげていますが,記念競輪ということになると一昨年の小田原記念以来となる3勝目。今年ははっきり不振といえる内容で,個人的にもかなり期待をしている選手なので残念に思っていました。終りよければすべてよしといいますが,これが来年の復活への足掛かりとなってくれればいいなと思います。

 表題にあるシックデイとはsick day,すなわち病気の日という意味。個人的にはやや奇妙な言い回しと感じるのですが,少なくとも糖尿病患者が糖尿病以外の病気に罹患する場合,このようないい方をするようです。ただし,病気といってもこれはたいそれたものではなく,たとえば風邪をひいで体調を崩すといったような,むしろ病気としては軽度のものであるとお考えください。もちろん重度の病でもシックデイであることには変わりないでしょうが,少なくともこれ以下の説明においては,僕はそうした重度の病を念頭にはおいていません。
 これは本来は糖尿病教室の講義内容のひとつでした。担当は看護師。ただ,看護師の講義内容というのはあまりに多岐にわたっていたため,これについては十分といえるだけの時間を割くことができませんでした。このために,シックデイに関する概略の書かれた2枚のプリントを基に,講義後に看護師が入院中の自室まで来て,簡単な説明が行われました。糖尿病教室を担当した看護師は,何度か僕の担当になった看護師だったのですが,説明の方は当日の担当であった別の看護師によるものでした。
 プリントの内容は,詳しくは次回に説明しますが,ごく簡単にいうならば,インスリン注射を行っている糖尿病患者が,こういった日にどういった注意が必要であり,またどのように対処すればよいのかが説明されたもの。実は僕はこの説明のときにはあまり重大なこととして考えられなかったのですが,これは非常に重要な内容をもったものでした。それに気づいたのは実際にシックデイが自分に訪れたとき。やはり実際に経験してみないことには,事の重大さにはなかなか気がつかないものなのかもしれません。
コメント
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