スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

霧島酒造杯女流王将戦&検診の予約

2011-11-22 19:50:13 | 将棋
 12日に放映された第33期女流王将戦三番勝負第一局。対局は10月8日で,対戦成績は里見香奈女流王将が3勝,石橋幸緒女流四段が2勝。ただし石橋四段の1勝はNHK杯の予選で,これは女流棋戦の結果には含まれないようです。
 振駒はと金が5枚で石橋四段の先手。早々に四間飛車を明示。後手は角交換から向飛車にして相振飛車。互いにあまり堅くない玉のかなり力戦調の将棋に。後手に何らかの見落としがあったようで先手があっさりと馬を作ることに成功し,やや優位に立ちました。しかしこの将棋はその後のあまり離されずについていく後手の指し方が見事でした。
                         
 ここで後手は△2八歩と打ちましたが,これが後の逆転の布石となります。一旦▲8四歩と突きさすがにこれは△同歩。そこで▲2八金と戻したのに△4五桂。▲8三歩と垂らすのも有力でしたが▲8二歩の直接手。△同金で応じ▲7七桂と溜めた手にじっと△7ニ金と戻しました。勇躍▲6五桂と跳ね出しこれには△5ニ金の一手。そこでかなり迷ったようですが▲8二歩とまた叩きました。今度は△同王。こうなれば▲8四銀△8三歩▲同銀成△同金▲8四歩△同金▲同飛△8三歩までは一本道。先手は▲8七飛で飛車の位置を変えました。
                         
 先手の狙いは4五の桂馬を取っての▲6四桂。飛車が8八にいると△5五角の飛車金両取りがあるので飛車の位置を変えたわけです。ここで後手は△7四銀と玉頭を受けたので先手は狙いの▲4五銀。▲6四桂は許せないので△5五角はこの一手。金取りですのでここは受ける必要があり,▲4六歩△同角と近付けました。
                         
 ここは手の流れとしては▲3七歩。以下は△3一飛▲5六金もしくは▲4七金でややゆっくりとした展開になることが予想されます。ところが実戦は▲3八金と逃げたために△4五銀▲同馬とされてから△1九角成と香車を取られ,△4四香を見せられ忙しいことになってしまいました。これならば4七に歩を残しておいた方がよかったと考えられるわけで。ここでどうやらひっくり返ったようです。以下は後手が先手の馬の働きを弱めるようなうまい指し方をして,勝利に結びつけました。
 里見王将が先勝。第二局も放映は終っていますので,なるべく早いうちにエントリーするつもりです。

 昼食を終えても診察の14時半まではいくらかの時間があります。そこでこの間を利用して,横浜市から送付されたクーポンを用いての大腸癌検診の申し込みを済ませることにしました。ただ,僕はみなと赤十字病院で検診を受けたことがありません。つまりどのように申し込めばといのかを知りませんでした。そこでとりあえずは1階の入口すぐのところにある受付に向い,申し込み方法を尋ねました。すると,検診に関しては健康診断専門の健診センターというのが2階にあるので,そちらに行くようにと指示されました。
 前にもいいましたが2階には父の最期の場となった緩和ケアセンターがありましたし,僕自身もシックデイのときのCT撮影を行った診察室などがありました。だから何度か足を運んだことはあったのですが,健診センターというのがあるということはこの日まで知りませんでした。案内表示に従って進みますと,ちょうど緩和ケア病棟の反対側,緩和ケア病棟は山というか陸側に向いていますが,その反対の海側の向きに健診センターがありました。
 入室しますとすぐに受け付けがあり,そこで申し込みができました。対応した係の人は大腸癌の検診だけでなく,総合的な健康診断を勧めました。ただ,そのうちのほとんどは糖尿病に関係するもの。僕は2ヶ月に1度はそうした検査を受けているわけですから,これを健康診断として受診するのは無意味です。ほかに癌の検診として,胃癌の検診と前立腺癌の検診がありましたが,前立腺癌の検診というのは50歳以上の人が受けるべきものであるというのがその方の説明で,僕には該当しません。ただ,胃癌の検診というのは受けておいて損はないでしょうから,同時に受診してしまうことにしました。こちらはクーポンがありませんので自費ということになります。
 あとは日取りです。胃癌の検診を受ける場合,前日の夜遅くからは食物の摂取が禁じられます。したがって午前中の受診ということになりますが,この後の日程では,10月6日というのがわりと空いているとのこと。その日の午前中であれば僕も時間を作ることが可能でしたので,その日に決めました。検査は午前9時から可能だとのことでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする