日本時間で昨日の午前と今日の午前に開催されたアメリカのデルマー競馬場でのブリーダーズカップ開催。今年は19頭もの日本馬が参戦しましたので,レース回顧は割愛して結果だけを紹介します。
まず日本時間で昨日の午前のレース。
6レースのブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントGⅠ芝1000mに出走したエコロジークは8着。
7レースのブリーダーズカップジュベナイルフィリーズGⅠダート1700mに出走したのは2頭。オトメナシャチョウが7着でアメリカンビキニが9着。
9レースのブリーダーズカップジュベナイルGⅠダート1700mに出走したのは2頭。エコロアゼルが8着でシンビリーブが10着。
10レースのブリーダーズカップジュベナイルターフGⅠ芝1600mに出走したサトノカルナバルは9着。
続いて日本時間で今日の午前のレース。
6レースのブリーダーズカップディスタフGⅠ1800mに出走したアリスヴェリテは4着。出走を予定していたオーサムリザルトは当日の歩様検査に合格できず出走取消。
7レースのブリーダーズカップターフGⅠ芝2400mには2頭が出走。ローシャムパークが2着でシャフリヤールが3着。
8レースのブリーダーズカップクラシックGⅠダート2000mには3頭が出走。フォーエバーヤングが3着。ウシュバテソーロが10着。デルマソトガケが13着。
10レースのブリーダーズカップスプリントGⅠダート1200mには3頭が出走。メタマックスが8着。ドンフランキーが9着。リメイクが11着。
11レースのブリーダーズカップマイルGⅠ芝1600mには2頭が出走。テンハッピーローズが4着でジオグリフが5着。
12レースのブリーダーズカップダートマイルGⅠダート1600mに出走したテーオーサンドニは9着。
もしファン・ローンJoanis van Loonがまとまった文章を残していて,ヘンドリックHendrik Wilem van Loonがその文章を全訳したとか,いくらかの編集をして訳したというなら,吉田が指摘している通り,ヘンドリックはその原稿を公表すればいいのです。ところがヘンドリックはそのようにしていません。それはおそらくヘンドリックがそうすることができなかったからだと解するのが適切でしょう。したがって,ファン・ローンが書き残したまとまった文章があったとは僕は考えません。しかし一方で,ヘンドリックがすべてを創作したのだとしたら,ヘンドリックはおかしな創作をしているのに,結果的にその内容がうまく出来すぎていることになり,これも現実的にあると考えられる範疇を超越してしまっています。ですからヘンドリックは何らかの原資料にはあたっている筈であって,その原資料はファン・ローンが,いわば断章のような形で書き残しておいたものだとしか考えられません。そうでなければヘンドリックが,ファン・ローンが書き残したものであると設定した理由がつかなくなってしまうからです。なので『レンブラントの生涯と時代The life and times of Rembrandt』の中には,史実を確定するための資料がいくらかは混在しているのは間違いないと僕は考えます。しかしそうした資料がどういう部分に含まれているのかということは,僕が『蛙Βάτραχοι』のプロットについてしたような,慎重な検討が必要であるといわざるを得ません。僕は吉田がいっている,『レンブラントの生涯と時代』は完全な創作であるから,歴史的資料としての価値はないという見解には同意しませんが,歴史的資料としての価値を有する部分は,きわめて少ないであろうとは思います。
この部分に関する考察はここまでにします。ここからは吉田が第八回の中でいっていることを検討します。第八回は自由は国を亡ぼすか,というタイトルがつけられた講義です。吉田は『神学・政治論Tractatus Theologico-Politicus』を翻訳していることからも分かるように,スピノザの政治論に対して大きな関心を抱いています。この副題からも理解できるように,この部分はスピノザの哲学とも関連しますが,主に政治論と大きく関連します。これは講義の中で一貫していて,第一四回にも関連します。
まず日本時間で昨日の午前のレース。
6レースのブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントGⅠ芝1000mに出走したエコロジークは8着。
7レースのブリーダーズカップジュベナイルフィリーズGⅠダート1700mに出走したのは2頭。オトメナシャチョウが7着でアメリカンビキニが9着。
9レースのブリーダーズカップジュベナイルGⅠダート1700mに出走したのは2頭。エコロアゼルが8着でシンビリーブが10着。
10レースのブリーダーズカップジュベナイルターフGⅠ芝1600mに出走したサトノカルナバルは9着。
続いて日本時間で今日の午前のレース。
6レースのブリーダーズカップディスタフGⅠ1800mに出走したアリスヴェリテは4着。出走を予定していたオーサムリザルトは当日の歩様検査に合格できず出走取消。
7レースのブリーダーズカップターフGⅠ芝2400mには2頭が出走。ローシャムパークが2着でシャフリヤールが3着。
8レースのブリーダーズカップクラシックGⅠダート2000mには3頭が出走。フォーエバーヤングが3着。ウシュバテソーロが10着。デルマソトガケが13着。
10レースのブリーダーズカップスプリントGⅠダート1200mには3頭が出走。メタマックスが8着。ドンフランキーが9着。リメイクが11着。
11レースのブリーダーズカップマイルGⅠ芝1600mには2頭が出走。テンハッピーローズが4着でジオグリフが5着。
12レースのブリーダーズカップダートマイルGⅠダート1600mに出走したテーオーサンドニは9着。
もしファン・ローンJoanis van Loonがまとまった文章を残していて,ヘンドリックHendrik Wilem van Loonがその文章を全訳したとか,いくらかの編集をして訳したというなら,吉田が指摘している通り,ヘンドリックはその原稿を公表すればいいのです。ところがヘンドリックはそのようにしていません。それはおそらくヘンドリックがそうすることができなかったからだと解するのが適切でしょう。したがって,ファン・ローンが書き残したまとまった文章があったとは僕は考えません。しかし一方で,ヘンドリックがすべてを創作したのだとしたら,ヘンドリックはおかしな創作をしているのに,結果的にその内容がうまく出来すぎていることになり,これも現実的にあると考えられる範疇を超越してしまっています。ですからヘンドリックは何らかの原資料にはあたっている筈であって,その原資料はファン・ローンが,いわば断章のような形で書き残しておいたものだとしか考えられません。そうでなければヘンドリックが,ファン・ローンが書き残したものであると設定した理由がつかなくなってしまうからです。なので『レンブラントの生涯と時代The life and times of Rembrandt』の中には,史実を確定するための資料がいくらかは混在しているのは間違いないと僕は考えます。しかしそうした資料がどういう部分に含まれているのかということは,僕が『蛙Βάτραχοι』のプロットについてしたような,慎重な検討が必要であるといわざるを得ません。僕は吉田がいっている,『レンブラントの生涯と時代』は完全な創作であるから,歴史的資料としての価値はないという見解には同意しませんが,歴史的資料としての価値を有する部分は,きわめて少ないであろうとは思います。
この部分に関する考察はここまでにします。ここからは吉田が第八回の中でいっていることを検討します。第八回は自由は国を亡ぼすか,というタイトルがつけられた講義です。吉田は『神学・政治論Tractatus Theologico-Politicus』を翻訳していることからも分かるように,スピノザの政治論に対して大きな関心を抱いています。この副題からも理解できるように,この部分はスピノザの哲学とも関連しますが,主に政治論と大きく関連します。これは講義の中で一貫していて,第一四回にも関連します。