書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

隈取モーター。

2011年07月11日 15時51分59秒 | 日記
 家庭のコンセントの電源、AC100Vで直接駆動できるモーターっていうのは、小型なものになると隈取モーターという構造の簡単な形式のものしかない。

 このクマトリ形式というのは効率が異常に悪くて、9ワットくらい消費しておいて0.3ワットの仕事出力しかしてくれない。

 普通サイズの交流モーターと同じ構造を採用して小型モーターを製造しても、あまりに精密な機械になってしまって、かえって価格が高くなってしまったりするらしい。

 模型用の直流モーターであっても、そんなに効率の良いものではないのだろうけど。クマトリ形式程は悪くないと思う。

 とはいえ、直流電源でモーターを駆動するためにACアダプターを使用するのは無理がありそう。そうなると充電池で駆動するのが一番安全かも知れない。

 模型用モーターで有名なマブチモーターのサイトを見てみると、実際にはCDとかDVDドライブに使うモーターとかも製造販売されているので、信頼性は高そう。


 何でモーターの話しているのかって?。あぁ、シロッコファンを自作すること考えているんですよ。ところがサンワファンのところのシロッコファンのモーター取り付け軸が、最小でΦ3㎜なので、これに適合するモーターというのが見つからないので、どうにも作りようがないんです。

 ラジコンのバッテリーとモーターを使って送風機を作ったら、無電源冷風ドライヤーとかつくれるんじゃないかなと。

 充電すると、直に駆動するより効率は落ちるんだろうけど。一般的なドライヤーは冷風だけでも120ワットも消費するらしいから、それよか良いのかなと思う。

 電源から離れた所でも使えて便利だろうしね。

 出力制御にFETアンプとか使って無段階制御とかしたらバカそうで良いな。いっそのことキーエンスのブラシレスモーターにするとか。


エアコンの風量。

2011年07月11日 13時12分34秒 | 日記
 エアコンの風量は強くしておいた方が、設定温度を下げるよりもずっと省エネになる。

 感覚的に除湿の方が省エネっぽいと勘違いしている人がいるらしいんだけど、エアコンの種類によっては除湿と同時に勝手に暖房してしまう機種もあるらしいので、素直に冷房をつけた方が良いらしい。

 感覚的には風の音が大きいと、電気をたくさん消費している錯覚に陥るらしいんだけど。エアコンで一番電力を消費するのは室外機であって、これは室内機の風の音とは無関係。

 こうした「感覚的。」というのは、「本能的。」なものであって、「観念的。」な錯覚であり。合理性がない。

 こういう話をすると「本能と理性はバランスだ。」なんて言い出すバカが多いんだけど、本能が役に立つかどうかは状況や環境、さらには個人差にも依存するので、常に正しい結果が得られる保証はない。

 そもそも何を基準に本能を発揮すべきか、それを選択するのは理性でしかないので、これはバランス問題ではない。

 ナチズムの台頭とか、ヤクザ暴力団といった「結果。」は、全て本能的な生物学的習性によって形成されるものであり。こうした「社会性。」が公益的であるかどうかは指導者個人の人格に依存するものである。しかし、残念ながら多くのヒトは、リーダー個人の人格よりも、大衆人気によって、多くのヒトの脳が気持ち良く酔うかどうかが基準になってしまいがちである。

 まぁ、この話は別の機会にするとして。とにかく雰囲気的とか感覚的な「根拠。」で行動していたのでは実質的な公益性に結び付かないってことが言いたいのです。

 一番バカげているのがエアコンの効いた部屋でドライヤーを使うこと。ドライヤーってのはエアコン全開の消費電力と同じくらい電気を消費して部屋の温度を上昇させてしまうのです。おそろしいことにドライヤーってのは冷風だけでも120ワットも消費するんだそうで、使い易さを優先した軽量設計のために、物凄く効率の悪い構造になっているらしい。

 髪を乾かすのであれば、実は除湿機の方が消費電力は少なかったりする。時間自体は倍くらいかかったりするのだけど、消費電力は1/7.5くらいなので、時間が倍かかっても総電力消費量は1/3.75倍ってことになる。

 それでも実は除湿機には問題があって、あまりに乾燥した空気が出てくるものだから髪がバサバサになってしまう。

 シャープの除湿機はプラズマクラスター機能がついているので、もしかするとバサバサにはならないのかも知れないけど、除湿機っていうのは吹き出し口が上を向いていることが多いので髪を乾かすのに若干不便でもある。

 やっぱり電気メーカーさんに据え置き型除湿式マイナスイオンドライヤーを作ってもらうのが一番手っ取り早いのかな。据え置き型にすれば送風に120ワットも消費しなくて済むからね。ちなみに扇風機は40ワット前後だから、扇風機で乾かすのが一番省エネ。熱帯夜ならそれで充分だけどね。シロッコファン方式の送風機があればなをいいんだけどね。

 シロッコファンを使った送風機というのは、送風が拡がらずに指向性があるのでドライヤーみたいな風が作り出せるのです。

 探しているんだけどね、見つからないのよ。おいらはネットが苦手。

20代で年収一億。

2011年07月11日 10時22分24秒 | 日記
 っつう話を餌に、「あなたもお金が稼げます。」的な話をもちかけてくる奴がいるんだけど、その具体的方法論とかは全く提示してないのよね。

 本当にお金が稼げるなら自分でやればいいんであって、「協力します。」的な話をしているんだけど、一体何を協力できるのかとか全く提示していない時点で多分詐欺の類なんだろうと予測はつく。

 事業がうまくいかないのは、人脈がないなどの運の要素が結構あって。下らない仕事しかできないような奴でもツテがあるから仕事にありつけている奴っていうのは結構いる。

 フィギュア原型とかでも、現実には技術=収入という方程式は成立していなくて、実際に購入する顧客は造形の素人なので、技術的に稚拙な造形であってもアイテム選択によって儲かっていたりする場合がほとんど。

 ある程度までの技術は必要なんだけど、一定の技術以上は一般の人には差がわからないのでマーケットでは価値につながらない。

 あまりに繊細な造形とかやっちゃうと、量産できない上に、キット販売しても誰も作れない場合もあって、結局コアなマニアにしか需要がない。

 日用品とかでも、買うのは一般人であるため。センスの良いものよか目立つものの方が売れてしまったりするので、結局お店にはセンスの悪い品物ばっかり並んでしまっていることが多い。先日販促関係の展示会に行ってきたんだけど、販促グッズの方がセンスが問われるのでスーパーで売っているようなものとは違う。販促グッズって基本的に無料配布するものなので安価に作られていて、決して高価なものではない。

 技術追求というのは、必ずしも収益と比例するわけではない。従って収益を目的と考えるのであれば、顧客のニーズを把握することであって、多数の一般人が欲しがるものを作らなければならない。

 時折、「フィギュア原型師は、技術だけを追求していれば成功する。」的な話があるんだけど、これは大嘘。

 日用品であってもセンスの良いデザインが売れるわけではなくて、店頭で一般の人が選ぶためのデザインでなければ売れない。

 「こうすれば儲かる。」的な書籍が売れたりするんだけど、この種の書籍を読んで儲かった人の話なんか聞いたことがない。

 結局、「こうすれば儲かる。」本を出した奴だけが儲かっている。

 それくらいのことはちょっと考えればわかりそうだけどね。

 儲かるチャンスというもの、運というものも、それを掴むためには自分から動かないといけい。この種の成功法であれば、松下幸之助とかが散々述べてるからここで書いても意味はない。

 粘り強く動き続ける原動力というのは、最終的に利益ではなくて、個人の主体的情熱である。それが本当に運を掴めるかどうかは松下幸之助もピーター:ドラッカーも保証してくれない。

 小柴昌俊が言うように「これなら一生続けられるものを見つけなさい。」というのを実践したとしても、それがノーベル賞につながることを小柴さんは保証しない。

 実際に社会的に成功した人であっても、「これさえやっときゃ成功する。」的な安易な解答は持ち合わせていないのである。

 ところが大衆凡民の多くは「これさえやっときゃ。」的な短絡的解答に安易に飛びつく習性がある。一体何のために1500ccもの大脳容積があるのか、それこそがもっとも「もったいない。」ことなんだけどね。