副島隆彦(そえじまたかひこ)信者らしき人が時折コメントよこすんだけど、もしかしておいらって副島隆彦と同類扱いされてんのかしら。
副島ってWikipediaで調べたらニーチェに心酔している時点でおいらとは考えが乖離している。
陰謀論なんていうのも大衆迎合的で、到底論理的証明にはなっていないし。そもそも陰謀論っていうのはフィクションの中での悪役妄想の一つ(英雄を引き立てることが目的)に過ぎなくて、実際の洗脳ではナチズムでもオウムでもポルポトでも具体的な目的を持った陰謀なんていうのはなくて。むしろ目的もなしに行き当たり場当たりに集団内部の流れに流された結果暴走破綻に陥っているのが現実。暴動で暴徒が集団心理に流されているのと同じで、その先に何かのゴール(目的)があるわけではない。
ヘイトスピーチをしている人達に目的なんてありませんから。その場限りに怒鳴り散らしてテストステロンを消費した結果条件反射的にセロトニンが分泌される快感というか安心感に中毒になっているという、DV男の行動原理と基本的に同じものなので。こういった脳内麻薬中毒患者が怒鳴り散らすための屁理屈として陰謀論的なものに人気が集まるわけです。
陰謀をでっちあげておけば怒鳴り散らす「理由」に出来るから陰謀を信じようとしているのであって、脳の中に陰謀を信じ込もうとするループのようなものが出来上がってしまっているから洗脳なんでしょう。
副島信者が一生懸命コメントよこしてくるのも異常で洗脳的なのに、脱洗脳がどうたらこうたら言われても、それで具体的に何かを証明したとか、具体的に症状を説明したわけでもないので実用性が全くありません。
最近では東芝の粉飾決算が問題になりましたけど、東芝の取締役員達の暴走を誰も止められなかった社員達や取締役員達の自律のなさこそが暴走を引き起こしたわけであって、こうした破綻に至る暴走状態というのは、特定の誰かが目的意識を持っておこなった陰謀の類ではないのです。
ナチズムなりISILが世界征服を企んでいるとして、彼らは世界征服をした後世界をどうしたいのかというビジョンのようなものがあまりに曖昧で具体性がありません。それはDQN暴走族達の「目的」とほとんど同じ妄想に過ぎないのです。
アポロ11号が月に着陸したのが嘘か本当かなんていうのも、それを証明したからって何かの役に立つとも思えないし。ビッグバン理論というのは観測から導き出された結果的事実に基づいた理論ですから否定するには値しません。遠くの天体程高速で遠ざかっている以上、百数十億年前には宇宙の全てが一点に集まっていた以外に説明の方法はないでしょう。
いやもう、ウケ狙いで変なこと言っているだけにしか見えないんですが。
熱狂的信者になってしまっている事自体が、自律的論理検証性が希薄になってしまう大きな要因であり、常に冷静に自律的に論理検証するという姿勢を持つことが重要なのであって。ニーチェみたいな論理的根拠もない勝手な決め付けの羅列を信じ込んでしまっていることこそが、むしろ論理検証性が失われている証拠だと言えるでしょう。
おいらが調べた限りでは、副島何とかっていう人は、進化生物学界における「目的と結果の論理的区別。」について言及した形跡も一切ありません。
おいらが唯一「哲学」として認められるのは、カール:ライムンド:ポパーだけですが。それとて別に心酔しているわけでもなくて、むしろ「普通に正しいこと。」として認めているに過ぎません。
ポパーというのは文科系の人達からも、大衆的な人気も得られません。科学的見地から普通に正しいことを述べているだけですから。科学的、論理的に正しいことというのは大衆的な人気は得られない傾向があり、それゆえの「理科離れ」なのであって。「学校の教科書を読んでも楽しくない。」のと一緒で、クソゲーとか妄想の類の方が大衆人気は得られ易いのと同じことです。
ニーチェだのプラトンだのドストエフスキーだのを哲学か何かだと勘違いしている原因こそが、観念的な主観的感動とか安心感とか満足感が促す勝手な「解釈」によるものであって。それこそが科学的で論理的な「理解」をするための論理的思考を阻害していることを認識しなくてはならないのです。
振り込め詐欺に騙されるというのも、ヒトの多くは詐欺師の言っている内容を論理的に理解せず、恐怖感とか焦燥感といった感情的行動原理に流されている故の結果に他なりません。
ヒトの多くは、既に自分が信じ込んでしまっている事物を否定されると拒絶反応を示す傾向があります。既に信じ込んでいた自分の愚かさや感情をも否定しなければならないためです。
ヒトの多くは自分の気分感情というものを短絡的に意思や意識であると勘違いしてしまう傾向があります。自分の脳は自分で作ったものではない以上。自分の脳、特に大脳辺縁系が促す気分感情といったものこそが、むしろ本質的には自分の意識を阻害し、落ち着いてゆっくり考えれば誰でもわかるような簡単な嘘や間違いですら、アッサリ見逃してしまう大きな要因なのです。
ヒトの多くは、大抵の場合においては気分感情のままに行動しておいても社会生活においては大きな不都合にはなりませんが。その「大抵の場合」が常に続くことが保証されているわけではないことを、ゆめゆめ忘れてはならないのです。
科学哲学というのはポパーもそうなんですけど、基本的に喧嘩屋です。正しいことを言っている相手には賛同もなにもしませんけど、間違っている相手に対しては多数派であろうと猛烈に反論します。ですから味方なんていないんですよ。
ノーベル賞受賞者の益川さんも自称「いちゃもん屋」だと公言しています。
味方を集めて気分的に満足安心することを目的にしていたのでは科学哲学は成立しないのです。
味方を募って本能のおもむく気分感情のままに行動しているからこそ、暴走族とか暴力団とかヘイトスピーチとかISILとかナチズムに陥るんです。
「ヒト」とはそういうものなのです。
ヒトという種の生物が先天的に持つ社会形成習性の結果に流されていて、自由意思も意識もあったものではありません。それは一人の社会的な「人間」として無責任であるということを認識して下さい。
自分の行動や言動に責任を持たないのであれば、他人にも責任を問う権利は本来ないのです。
当たり前の話ですね。 だから人気がないんでしょう。
特定の誰かとか何かが悪いといった簡単な話じゃなくて、普通のヒト全般の普通の意識そのものに問題があるって話ですから。そりゃ気分的には救いがないのは仕方ありませんよ。
苫米地何とかみたいに「ドリームキラー」だとか言って特定の人達を悪者だと規定した方が、「敵」がハッキリするので観念的に納得しやすいんでしょうけどね。
■
話が変わりますけど、年金基金が多額の損失を出した上にジャンク債にまで手を出そうとしているそうですね。
彼ら役人達は「責任を取る」なんて言っているそうですが、「責任を取る」って具体的に何をするつもりでしょうか。もしかして「年金基金が破綻したら辞職する。」だけなんじゃないでしょうか。しかも退職金も社会保険も貰うつもりなんでしょうよ。
たまたま利益が出続ければ社会的評価が得られそうだけど、失敗しても辞めりゃ済むと思って危険なギャンブルをしているんだとしたら、これは看過しちゃいけないですよ。
いや、これは陰謀云々のレベルじゃなくて、役人の責任の取り方一般に言える話なんですよ。
役人が何か失敗すると、いつも「責任を取って辞職します。」的な話で終わってしまうんですけど。何兆円もの損害を出しておいて「辞めたから、責任を取った」なんて話にはならんでしょうよ。
そこは国会議員なんとかせぇって話ですよ。こういう時に国会議員が何もしないから国民が政治離れを起こしちゃうんですよ。
経済学の専門家による有識者を集めて(集め方も重要だぞ)、ブレーキ役をつけないとまた宮崎のシーガイヤ的な結末に陥るのがオチでしょ。
役人に言わせると「危険な運用でもしないと年金が破綻しちゃう。」っていうのが理由らしいんですけど、危険な運用をしなければならない時点で既に破綻はしているんであって、それはリスクを高く取って国民の年金を役人のギャンブルに使って良い理由にはならないよ。
今までは運用に成功して多額の利益を得ていたのは確からしいんですけど、金融商品っていうのは「今まではずっと大丈夫だった。」ことは「これからも永遠に大丈夫。」であることの保証にはならないんですよ。
常に運用をし続けるんじゃなくて、運用に適した時期とかあるんじゃないですかね。だったら損失が出ちゃった以上、損失を慌てて取り戻すことを優先せずに、世界情勢が安定するまで堅実に何年かは手を出さずに寝かせておくことも考えるべきなんじゃないかと、おいらは思うんですけどねぇ。
何か役人が評価欲しさに無理矢理仕事をでっちあげているように見えちゃうんですけど。
違うんですかねぇ。
少なくともISILやシリア難民の問題がある程度落ち着くまでは、死んだフリしといた方が良いと思うんですけど。
Ende;
副島ってWikipediaで調べたらニーチェに心酔している時点でおいらとは考えが乖離している。
陰謀論なんていうのも大衆迎合的で、到底論理的証明にはなっていないし。そもそも陰謀論っていうのはフィクションの中での悪役妄想の一つ(英雄を引き立てることが目的)に過ぎなくて、実際の洗脳ではナチズムでもオウムでもポルポトでも具体的な目的を持った陰謀なんていうのはなくて。むしろ目的もなしに行き当たり場当たりに集団内部の流れに流された結果暴走破綻に陥っているのが現実。暴動で暴徒が集団心理に流されているのと同じで、その先に何かのゴール(目的)があるわけではない。
ヘイトスピーチをしている人達に目的なんてありませんから。その場限りに怒鳴り散らしてテストステロンを消費した結果条件反射的にセロトニンが分泌される快感というか安心感に中毒になっているという、DV男の行動原理と基本的に同じものなので。こういった脳内麻薬中毒患者が怒鳴り散らすための屁理屈として陰謀論的なものに人気が集まるわけです。
陰謀をでっちあげておけば怒鳴り散らす「理由」に出来るから陰謀を信じようとしているのであって、脳の中に陰謀を信じ込もうとするループのようなものが出来上がってしまっているから洗脳なんでしょう。
副島信者が一生懸命コメントよこしてくるのも異常で洗脳的なのに、脱洗脳がどうたらこうたら言われても、それで具体的に何かを証明したとか、具体的に症状を説明したわけでもないので実用性が全くありません。
最近では東芝の粉飾決算が問題になりましたけど、東芝の取締役員達の暴走を誰も止められなかった社員達や取締役員達の自律のなさこそが暴走を引き起こしたわけであって、こうした破綻に至る暴走状態というのは、特定の誰かが目的意識を持っておこなった陰謀の類ではないのです。
ナチズムなりISILが世界征服を企んでいるとして、彼らは世界征服をした後世界をどうしたいのかというビジョンのようなものがあまりに曖昧で具体性がありません。それはDQN暴走族達の「目的」とほとんど同じ妄想に過ぎないのです。
アポロ11号が月に着陸したのが嘘か本当かなんていうのも、それを証明したからって何かの役に立つとも思えないし。ビッグバン理論というのは観測から導き出された結果的事実に基づいた理論ですから否定するには値しません。遠くの天体程高速で遠ざかっている以上、百数十億年前には宇宙の全てが一点に集まっていた以外に説明の方法はないでしょう。
いやもう、ウケ狙いで変なこと言っているだけにしか見えないんですが。
熱狂的信者になってしまっている事自体が、自律的論理検証性が希薄になってしまう大きな要因であり、常に冷静に自律的に論理検証するという姿勢を持つことが重要なのであって。ニーチェみたいな論理的根拠もない勝手な決め付けの羅列を信じ込んでしまっていることこそが、むしろ論理検証性が失われている証拠だと言えるでしょう。
おいらが調べた限りでは、副島何とかっていう人は、進化生物学界における「目的と結果の論理的区別。」について言及した形跡も一切ありません。
おいらが唯一「哲学」として認められるのは、カール:ライムンド:ポパーだけですが。それとて別に心酔しているわけでもなくて、むしろ「普通に正しいこと。」として認めているに過ぎません。
ポパーというのは文科系の人達からも、大衆的な人気も得られません。科学的見地から普通に正しいことを述べているだけですから。科学的、論理的に正しいことというのは大衆的な人気は得られない傾向があり、それゆえの「理科離れ」なのであって。「学校の教科書を読んでも楽しくない。」のと一緒で、クソゲーとか妄想の類の方が大衆人気は得られ易いのと同じことです。
ニーチェだのプラトンだのドストエフスキーだのを哲学か何かだと勘違いしている原因こそが、観念的な主観的感動とか安心感とか満足感が促す勝手な「解釈」によるものであって。それこそが科学的で論理的な「理解」をするための論理的思考を阻害していることを認識しなくてはならないのです。
振り込め詐欺に騙されるというのも、ヒトの多くは詐欺師の言っている内容を論理的に理解せず、恐怖感とか焦燥感といった感情的行動原理に流されている故の結果に他なりません。
ヒトの多くは、既に自分が信じ込んでしまっている事物を否定されると拒絶反応を示す傾向があります。既に信じ込んでいた自分の愚かさや感情をも否定しなければならないためです。
ヒトの多くは自分の気分感情というものを短絡的に意思や意識であると勘違いしてしまう傾向があります。自分の脳は自分で作ったものではない以上。自分の脳、特に大脳辺縁系が促す気分感情といったものこそが、むしろ本質的には自分の意識を阻害し、落ち着いてゆっくり考えれば誰でもわかるような簡単な嘘や間違いですら、アッサリ見逃してしまう大きな要因なのです。
ヒトの多くは、大抵の場合においては気分感情のままに行動しておいても社会生活においては大きな不都合にはなりませんが。その「大抵の場合」が常に続くことが保証されているわけではないことを、ゆめゆめ忘れてはならないのです。
科学哲学というのはポパーもそうなんですけど、基本的に喧嘩屋です。正しいことを言っている相手には賛同もなにもしませんけど、間違っている相手に対しては多数派であろうと猛烈に反論します。ですから味方なんていないんですよ。
ノーベル賞受賞者の益川さんも自称「いちゃもん屋」だと公言しています。
味方を集めて気分的に満足安心することを目的にしていたのでは科学哲学は成立しないのです。
味方を募って本能のおもむく気分感情のままに行動しているからこそ、暴走族とか暴力団とかヘイトスピーチとかISILとかナチズムに陥るんです。
「ヒト」とはそういうものなのです。
ヒトという種の生物が先天的に持つ社会形成習性の結果に流されていて、自由意思も意識もあったものではありません。それは一人の社会的な「人間」として無責任であるということを認識して下さい。
自分の行動や言動に責任を持たないのであれば、他人にも責任を問う権利は本来ないのです。
当たり前の話ですね。 だから人気がないんでしょう。
特定の誰かとか何かが悪いといった簡単な話じゃなくて、普通のヒト全般の普通の意識そのものに問題があるって話ですから。そりゃ気分的には救いがないのは仕方ありませんよ。
苫米地何とかみたいに「ドリームキラー」だとか言って特定の人達を悪者だと規定した方が、「敵」がハッキリするので観念的に納得しやすいんでしょうけどね。
■
話が変わりますけど、年金基金が多額の損失を出した上にジャンク債にまで手を出そうとしているそうですね。
彼ら役人達は「責任を取る」なんて言っているそうですが、「責任を取る」って具体的に何をするつもりでしょうか。もしかして「年金基金が破綻したら辞職する。」だけなんじゃないでしょうか。しかも退職金も社会保険も貰うつもりなんでしょうよ。
たまたま利益が出続ければ社会的評価が得られそうだけど、失敗しても辞めりゃ済むと思って危険なギャンブルをしているんだとしたら、これは看過しちゃいけないですよ。
いや、これは陰謀云々のレベルじゃなくて、役人の責任の取り方一般に言える話なんですよ。
役人が何か失敗すると、いつも「責任を取って辞職します。」的な話で終わってしまうんですけど。何兆円もの損害を出しておいて「辞めたから、責任を取った」なんて話にはならんでしょうよ。
そこは国会議員なんとかせぇって話ですよ。こういう時に国会議員が何もしないから国民が政治離れを起こしちゃうんですよ。
経済学の専門家による有識者を集めて(集め方も重要だぞ)、ブレーキ役をつけないとまた宮崎のシーガイヤ的な結末に陥るのがオチでしょ。
役人に言わせると「危険な運用でもしないと年金が破綻しちゃう。」っていうのが理由らしいんですけど、危険な運用をしなければならない時点で既に破綻はしているんであって、それはリスクを高く取って国民の年金を役人のギャンブルに使って良い理由にはならないよ。
今までは運用に成功して多額の利益を得ていたのは確からしいんですけど、金融商品っていうのは「今まではずっと大丈夫だった。」ことは「これからも永遠に大丈夫。」であることの保証にはならないんですよ。
常に運用をし続けるんじゃなくて、運用に適した時期とかあるんじゃないですかね。だったら損失が出ちゃった以上、損失を慌てて取り戻すことを優先せずに、世界情勢が安定するまで堅実に何年かは手を出さずに寝かせておくことも考えるべきなんじゃないかと、おいらは思うんですけどねぇ。
何か役人が評価欲しさに無理矢理仕事をでっちあげているように見えちゃうんですけど。
違うんですかねぇ。
少なくともISILやシリア難民の問題がある程度落ち着くまでは、死んだフリしといた方が良いと思うんですけど。
Ende;