書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

○ウヤムヤ。

2018年09月19日 21時27分09秒 | 意識論関連
病気腎移植で一時期問題にされてた万波誠医師に対して

頭っから「腎臓売り飛ばしたんでしょ、白状したらどうですか。」と決めつけ脅迫していたマスコミ記者がいたそうな

報道が勝手な観念で人を犯罪者だと決めつけたり 「私刑」みたいな嫌がらせまがいの取材をして良いわけないんだが

こういう勝手な主観的観念に基づいた「正義」を振り回すのは司法検察であってもやっちゃいけないことなんだよね

本当なら万波医師に対して証拠もなしに脅迫的に追及した記者が誰なのか 最低限どこの新聞社なのかくらいは公開した方が良いと思うんだけどな

じゃないと身勝手な勘違い記者が野放しになっていることになる

ダメだろそれ

報道ってのは 報道機関が悪者に懲罰を与えることが仕事じゃないのに 勝手に大衆観念に基づいた懲罰的追及をするべきではない

そもそも司法であっても懲罰には合理的根拠なんぞ一切存在しないのであって 本当に社会安全性にとって必要なのは「悪者に懲罰を加えて満足する」というエンターテイメントではなくて 徹底した原因の究明と再発防止策なんだよね

むしろ司法懲罰制度そのものの間違いも報道すべきなんだろうけど それは大衆ウケが悪いもんだから隠蔽する

報道であれ司法であれ 重要なのは徹底して真実を突き止めることであって 「悪者に懲罰を与えて大衆ウケを得る」ことなんかじゃない

ましてやネット上の勝手な「私刑」なんぞ論外

悪者を殴って満足するのはマンガの世界 エンターテイメントの世界の幼稚なお伽話であって 現実社会というのは「殴って終わり」になんか一切ならない

実際何度も通り魔事件が繰り返しているのに 何度犯人を死刑にしても具体性のある合理的再発防止策が一切出てこないでしょ

三田佳子の息子が何度も逮捕されてんのに全然治らないじゃん 司法刑罰っていうのは治療にならないのよ

だから成育環境とかまで徹底して調べ上げて犯罪者に共通する「原因」を突き止める必要性があって それは罰とは全く関係のない科学的分析が必要になる

刑事訴追を理由に黙秘権を行使されてしまうと論理分析のための証言も得られなくなってしまう

これは刑事裁判というものが検察と弁護による対立的議論で成立している制度上の欠陥である

罰という被告側の「損失」を前提にしているために対立議論という形式を採らざる得ないのであって

本来検察も弁護も徹底して真実を究明することが社会的必要性であるにも関わらず 罰を目的としている制度上の欠陥によって本当の真実がウヤムヤにされてしまうのである



Ende;
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