書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

○○。

2013年10月28日 16時07分13秒 | 意識論関連


 気分感情が行動や思考に直結している文科系大衆観念者にとっては、気分的に優しい気持ちでいられれば「心。」であると言い張るであろう。

 彼らにとっては自律的に社会的責任判断など「あっては困る。」ものであり、全てのヒトは情動は行動や思考と直結していなければならない。

 ヒトの多くは現在の進化生物学者達と同様、情動だけが行動や思考を決定するものでなくてはならず、現在の進化生物学の観念というのは大衆マスコミとの親和性が大変良く、大衆観念に寄り添った大衆迎合的論証だけが取り上げられることになるのである。

 チンパンジーの情動行動をどんなに検証しても、ヒトの自律的論理検証性についての論証には全くつながらず。松沢哲郎が提唱する「チンパンジーの心。」などというのは、科学的根拠のない大衆迎合に過ぎない。

 人間としての「心。」とは、環境によって左右される気分感情に関わらず、自律的に社会的責任判断を下すことであって。単なるサルの気分感情や、多くのヒトの気分感情を論じても、本質的な人間性を伴った人間としての「心。」を論証することなど構造原理的に不可能なのである。

 ◇

 イジメに限らず、組織体制腐敗を放置する無責任な傍観者の多くは、多数派や権威に迎合しておかなければ自分が排除差別対象にされることを「想像」して傍観するのであり。想像力が短絡的に人間性の根拠には全くならない。

 詐欺師がカモを騙す時にも、相手の気分感情をどのようにすれば煽ることが出来るのかを「想像」して嘘をつくのであり。現在の進化生物学界というのは、大衆の気分感情を利用して非科学的観念を温存することしか考えておらず、詐欺師集団と全く同じペテン師集団に過ぎない。

 こうした非科学的ペテン師集団に過ぎない現在の生物学の内部で、どんなに評価されようとも科学的には不毛な上に、税金の無駄遣いにしかならない。

 マスコミはどうせ文科系大衆観念でしか報道することはなく、自律的に論理検証など一切期待出来ない。それなら大学や研究機関においては理工学系研究者が検証する以外に、現在の進化生物学界の体制腐敗は改善することはないであろう。

 東大学長は、新入生に対して「全てを疑え。」と述べておきながら、京大教授の言っている内容については何ら論理検証的批判精神を持たないというのであれば、これは生徒に対するペテンでもある。

 ◇

 イジメというのはヒトに広く見られる本能習性であり、本能習性を行動に直結させないためには自律的な論理検証判断こそが人間性の論証であることに、疑う余地も論理的反論も存在しない。

 にも関わらず本能習性だけで人間性を論証しようとする松沢哲郎やアントニオ:ダマシオというのは、極めて非論理的/非科学的で、科学者として無責任極まりない。



Ende;
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