お風呂様

[あらすじ] はだづばりで、口を開けて寝て、のどがいだぐだっだよ。
ただど鼻炎だどが、はだかぜだどが、判別しがだい。

昨年一昨年と、夏に副鼻腔炎をやって、
鼻炎が怖くなった。
鼻炎そのものが軽くても、なにやら鼻汁が迷子ちゃんになって
引きこもって出て来なくなって、せっせと鼻をかんでいるうちに
どこやらが炎症していたりする。
そんなのイヤなのだよ。

あれこれ対策しつつ、４日目の今日はだいぶ良い。
両鼻で呼吸できている。わーい。

息ができると、運動量が増やせる。
人間様の運動にはお酸素が必要だとあらためて感じる。

動ける時はすかさず動いたほうがいい。
と思えるくらいに調子が良いので、庭仕事をする。
みっちり半日は動いた。

※

鼻はあいかわらずグズグズしている。
左鼻だけ溜まるのだ。
かんでもかんでもかみきれない。

※

気分良く疲れたので、風呂に入ることにする。
何ヶ月ぶりだろう。

夏の間は、お湯をかぶるだけで済ましていた。
今日は久しぶりに湯舟に湯をためて、つかることにした。

※

「っあ～～～～～」
声が出る。
やっぱり風呂はいい。
夏場に入らなかったのは失策だったと思う。

おおお！
１分も経たないうちに、鼻がスーーーーッと通っていく。
おおおおお！！！

※

お風呂さま、お風呂さま。
夏の間、ないがしろにしていて申し訳ございません。
本日より、毎夕の入浴を再開いたします。
鼻炎を私から遠ざけてください。
これを踏まえ、来年の夏はお風呂を欠かさないようにいたします。
お風呂さま。