犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

自己紹介する す~篇

2017年12月11日 | LGB&T
十日後に、ライブの予定が有る。
中川五郎さんとながはら元さんのクリスマスイベントに、ちょろりと寄生する。
五郎さんと元さんのファンに見知っていただく機会だと考えている。

「はじめまして」の自己紹介をしなきゃいけない。

自己紹介と言ったら、まず名を名乗る。
私の場合、ここからつまづく。
本名を使いたくない。
それでいて、自分で選んだ名前にまだ自分で慣れていない。
というのも、「す~さん」で通っているからだ。

「す~さん」は気に入っている。
郊外のスナックのママとデキててカウンターの一番奥の席に毎晩陣取って
おとなしく控えめだがずっと飲んでいる、
そんな「す~さん」。

いやそれともす~さんと言えば、実は大手建設会社の社長だが
滅法釣りが好きしかし下手、
というイメージが強いだろうか。

気に入ってはいるものの、自分で名乗るのにはちょっと都合が悪い。
というのも、「さん」を付けないと「す~」だけとなり、
何やらゴムまりから空気が抜けるような、
はたまた自らのケツからこっそりガスを抜いているような、
そんな、音にもならぬ音しか残らない。

「すーちゃん」と呼ばれると、かなり印象が変わる。
女子三人組でセンターを張ってる感じがしてくる。
違う。
「す~さん」と呼ばれたい。
だから、自分で自分に「さん」付けで名乗る。

これがたいへんに気恥ずかしい。
例えばCDにサインしてもらうたびに、「お名前どうしましょう?」と聞かれて
「す~さんへ」でお願いします、と言う。

「すーです」とは言わない。
「すーです」も、なんだか「す」から始まって「す」で終わるところがスカスカした感じがする。

今までに一人だけ、「おい、すー!」と呼び捨てにしやがった方がいた。
憎たらしい。

「す~さん」には、私自身を示す名前という機能の他に、
「す~さん」という呼び名自体が持つイメージが付いていると思っている。
そこを大事にしたいのだ。

つづく

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