犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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オリナメント

2013年12月09日 | なりもの
[あらすじ] クリスマスは古いヨーロッパの冬至のお祭りだ。


クリスマスツリーが樅の木なのも、常緑樹でチクチクしてるから
柊を飾るのと似たような発想だろう。
キリストの磔刑の十字架がもみの木だった、って説明もあるけれど、ホントかしら。

ワケは話せば長いんだが、ウチはなんとなくキリスト教に親しんできた家庭だった。
おかげで私もなんとなく子どもの頃に洗礼を受けたのだが、
これもワケを話せば長いのだが、中学頃から信仰生活からは離れている。

それでも、宗教的なことは抜きで商業的なことばかり日本でお祭りになっていることには
非情に苦々しく思っている。

※※米※※米※※米※※米※※米※※

このひと月ばかり、折り紙をいろいろ折ってきた。

今回の録画のために、ツリーのオーナメントを作るためだ。

福音書に描かれているキリストの降誕の話に登場する、
羊の放牧、星、東方の博士たち、厩、飼い葉桶の幼子、
馬や牛や鶏などの家畜を折り紙で折った。

図書館に行くと、折り紙の本はものすごい数がある。
古いものから最近の出版まで、
伝統的なものから、作家の世界や、ユニット折り紙、多面体折り紙、
箱つくり、動くもの、キャラクター、物語、
2枚で、コピー用紙で、お札で、
動物、魚、人形、花、雪と星、季節の行事などなど、
折り紙が扱うテーマは無限だ。

手先は不器用なほうではない。
手ごたえのあるものを、と折ったのが、馬だった。
手ごたえはあった。
あり過ぎた。
馬は美しく、たてがみを振って今にもいななき駆け出しそうだった。

そんなもんをハナから折ってしまったら、あとはやっぱり
それくらい活き活きとしたものでないと不満になってしまった。
いきなり舌が肥えたのだ。

平面的で四角くて、折りあがっても立たないような動物折り紙には不満。
そう感じるのに、
折鶴はすばらしいと思える。
それだけ、造形的に美しいと思う。

いきものらしく、リアルに折り描くこともできるが、
紙らしく、直線的な折り目でいきものを表現できるのも、
折り紙の魅力だとあらためて感じた。

※※米※※

またか、って感じですが、
そんな折り紙暮らしの集大成がこちらの動画。
他にもいろいろ折ったんだけどね。
https://www.youtube.com/watch?v=X6XRQoOXTH4

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