犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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おけさおけさで身を責める

2017年07月22日 | 踊る阿呆
地元の小さな盆踊りのポスターというと、
どうも決まってアニメの絵のコピーが使われる。
ピカチュウからこの頃は妖怪ウォッチに交代している様子。

しかし、そんな中、ご近所(とは言え家から1.5km)の神社での
盆踊りのポスターは、ちょっと風変わりだ。
文字の配列だけで見せている。

しかしなんだかうすぼんやりしたバックだなあ。
集中線で「ジャーン!」という感じにしているけれど、グレーで弱い。
その上、線が途切れ途切れになっていて、「ジャーン!」感が一気に走らない。
いけませんな。と思って眺めていると、
ふっと、鳥居の写真が使われていることに気付く。
いやはや、じっくり見せられてしまった。
・・・悪くないな。



子どもたちが代わるがわる太鼓を叩く。
小学校の先生が教えているようで、みんなそこそこ上手に叩く。
踊れないほどおかしなことになることは無い。

けれど、みんな右足を前に出して立っている。
妙だな。



取り仕切る青年会の人たちは、インカムを付けて連絡を取り合っている。
小さこい神社だが、騒々しいし、パパッと移動できないからなのか。



地区の青年会、婦人会、隣の地区の青年会が入れ替わりで
やぐらに登って踊る。

どこへ行っても頭が下がるのは婦人会のみなさまである。
七十代であろう面々が、何曲も続けて踊る。
子ども向けの曲も、誰でも踊れる曲も、激しい曲も、休まず踊る。

私なんぞ、「ダンシング・ヒーロー」がかかると
こそこそと輪から離れる。
どうもあれは苦手である。
艶も何も無い振り付けで、隣の人と「ヒュウ、ヒュウ、ヒュウ、ヒュウ」なんて言い交わすなんて、
恥ずかしくってできやしない。

でも、婦人会のみなさまはやぐらの上で踊っている。
勝手に自分だけやぐらから降りちゃう人なんていない。
頭が下がる。

どの曲も踊れるようになりたい、と気負っていた頃もあったが、
今は、あんまり好きじゃない曲は休憩時間、と割り切るようになってきた。



そんな婦人会のみなさまの大好きな曲は、三波春夫の「チャンチキおけさ」でございます。
私も好きな曲のひとつだ。



さて今宵はどこの会場で踊ろう。

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