犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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見た食ったサクラエビ

2017年06月03日 | たべもののみもの
富士の外輪の西側、毛無山塊の中、長者ヶ岳と天子ヶ岳に登った。
富士山との間に視界をさえぎるものは無い。
足下に田貫湖が見え、朝霧高原から雲を経て富士がそびえる。

降ってから、あさぎりフードパークの中のレストランに寄った。
地元の食材を用いたさまざまな料理があり、ブッフェスタイルなので
あれこれ味わえてよろしい。
アメーラトマトやヨーグル豚や地卵、なめこやいたどりやこんにゃく、
天ぷらだローストだ酢の物だシチューだ。

満腹して友達とわかれて車で昼寝。
昨夜は4時間足らずしか寝ていない。
目が覚めたら、のどが痛い。
冷えてもいないが、疲れが出たか。
こまめに水を飲み、咽を洗う。

湿原の横に車を停め、モリアオガエルの声を聞きながら夜を過ごす。
声が聞こえるようにウインドウを細く開けておいたが、
明け方もさほど冷え込まずに済んだ。そんな日もあるのか。
うすく朝霧が出てはいたが。
こまめに水を飲んだのが良かったのか、朝を迎える頃には咽の痛みは
だいぶ収まっていた。
しかし、引いたもんは引いただろう。

風邪を引いたとは言え、ここまで来たのだからと、まずは富士川河口へ。
朝7時頃から、続々と中小のトラックがやって来て、
昨日獲れたサクラエビを干す。
砂利の上に、黒いネットを張ってあるところに、エビをバラ撒く。
河原がどんどんサクラ色に染まってゆく。

残念ながら、富士山がかすんでいて、写真としてキマらない。
そんならそれでグッと寄って撮れば良かったのだが、
広い景色を撮りたい気持ちで頭が働かなかった。
なんとなく咽まだ痛いしダルくなってきた気がするし。



その後、静岡の町に寄ったが、この話はまた今度。



帰りに、回転寿司屋に寄る。
昼時を過ぎて客が引いていたこともあって、
寿司は店員が運んでいた。
じゃあ目の前のベルトコンベアがうるさいから止めて欲しいわい。
とまあここまで雑音を嫌う人もさほど多くないのだろう。やれやれ。

沼津で仕入れた魚だという。
いさき、くろむつ、炙ったさわら、くじら、さくらえびをいただく。
桜海老はまだ生きていて軍艦の上で時々跳ねる。
これは最初に何も付けずにちまちまいただくのが良かった。

くじらはひたすらあっさりしていた。
あとは似たようなものばかりになってしまったが、どれも好きでね。
いさきがことに旨かった。
舌触りがやわらかい。
生の魚を塩だけでこんなに旨く感じるのだから、
日本人で良かった、なんてありきたりに思う。

地のものが食べられるのが良い点なのだから、
サーモンはノルウェー産ではなく近い富士宮のものにすれば良いのに。
鱒好きとしては熱くそう思う。

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