犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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キッド・ボンオドリックが行く

2012年07月13日 | 踊る阿呆
こないだ中野に行った時に「辻屋」さんで新調した草履を履いて、
花火柄のアロハを羽織り、
とげぬき地蔵の手拭いをリボンにしたパナマを乗っけて
いざ出陣てなもんだ。

新宿二丁目、内藤の閻魔さまこと本覚院太宗寺。
3日間の盆踊りの皮切りだ。

到着すると、境内は既に音出しが始まっていた。
開始の19時になった時にはチャンチキおけさがかかっていて、
婦人会はいそいそと櫓の上へ。
すぐに輪もできる。

私が鍼灸学校の帰りに新宿通りを歩いていて太鼓の音に引っ張られたのは
4年前のことだ。
ここは私がこの楽しみをおぼえた場所なのだ。

小学生の踊りコンテストもあるおかげか、子どもがちゃんと輪に入る。
老若男女がいる。
混雑し過ぎない。
たまに酔っ払いもいるけれど、わりと無害。


婦人会に、たいへんきれいに踊る方がいる。
やたらな動きは無いが、胴や首の角度がなんとも美しく、
そして品がある。
私が真似ようたって、人間が違う。

お。隣の人を見ながら必死で手を合わせている女性がいる。
きれいに浴衣をお召しだが、東京音頭でバタバタしてるところを見ると、
初だね?
踊ってたかだか4年目のくせに、たまらず、声をかけた。
足だけ先におぼえるんですよ。そうすると、みんなと動きが合ってくる。
「えー!?手ばっかり見てました!」

その語、花笠音頭の時にまたこの女性を見かけた。
また、隣の人を見てアワアワと手を合わせている。
花笠音頭は難し過ぎるでしょー!
しかも。お手本にしてる人、左右間違ってるよ!

4年前ここに3日間かよって盆踊りをなんとかおぼえてきた私の
編み出した、盆踊り自習法を開陳。

そのいち! お手本になる人を見つける!
  櫓の上の婦人会が確実。
  みなさんこの日のためにお稽古なさっているからね。
  あるいは輪の中に踊り上手を見つける。絶対いるから。
  美しい踊りの人はよけいな手振りが無いので手本にしやすい。
そのに!  足を先におぼえる!
  手振りは足の上に乗っかっている。
  基本は右足から。
  これだけで格段にラクになる。
  第一、下がるところで前に進んだりすると輪を乱すからね。

こんだけで楽勝ですよ。
輪に入るのはちょっと・・・とお思いの向きは、
輪の外で、櫓の上の人の足を真似るところから始めれば良いわけ。

さあ。どうせ見るなら踊らにゃ損そんソン!!!



気がかりなのは、毎年いらっしゃる、60がらみの普段着の女性を
お見かけしなかったこと。
明後日もう一度行こうかなぁ。。

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