犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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ゆすらうめジャムはじめました

2023年05月20日 | うつろい
ジャムを煮るということをやったことが無い。
実が穫れたなら食えばいい、と思ってきた。

しかし、豊作だとそうそう全部食ってもいられない。
3年前に、同居していた母が特別養護老人ホームに入居して、
私は余裕ができた。
そして庭仕事をよくするようになった。
その効果が現れ始め、何かと豊作なんである。

鬱蒼と繁っていた高木を何本か伐ったので、
日当たりが良くなったのだ。
そりゃ豊作にもならぁな。

昨年の秋の柿の実は今までに無く大きく多かった。
今、山椒の実が去年よりひと回り大きく倍ほども多い。

そして、ゆすらうめも多くの実を付けている。



我が家の東隣は農家で、あまり混んでいない果樹園になっている。
おかげで、東側の陽射しはとても良い。

ゆすらうめは、庭の東端に生えている。
ただ、コンクリートの通風口の陰になっているので、
回り込んで見に行かないと、見えない。

数年前、ゆすらうめの南隣に植えてあった我が家のムクゲが、
なぜか枯死した。
ムクゲほど丈夫で旺盛な木が、なぜ枯死したのか、謎である。

同じ頃、お隣さんのご主人が亡くなった。
その後、お隣は植木をだいぶ剪りつめた。
おかげで増々こちらは陽当たりが良くなった。



ゆすらうめの実は小さい。
中にはいっちょまえの種が有る。
食べるところは少ない。
ばかに小さいさくらんぼ、といったところだ。

甘みと酸味に渋みが有るので、
味も小さいさくらんぼなりだ。

庭仕事の合間に摘んで食べては種をそこいらにほき出す。
これが楽しみ。


だけど、こう豊作では、こんな食べ方では追い付かない。
それじゃもったいない。

しゃあない。
砂糖で煮るか。

不調法でございまして、54歳にもならんという今まで
ジャムなんぞ煮たことは無かった。

いくつかのレシピを参考に、
テキトーに始める。

実っているうちの半分ほど積んで、うへー、もう一杯
となったものは、ちょうど500グラム有った。
150グラムの甜菜糖をぶっかけて、半日おく。


水分が出てきたところで、火に掛ける。
実がグダッとしてきたので、
網に掬って、杓子の底ですり潰して濾す。
濾す!濾す!
液を掬って混ぜて濾す!濾す!濾す!

白っぽく種が見えるようになったので、
フォークで取り除く。
「箸でつまんで」と書いてあるレシピが有ったが、
んなかったりぃことやってられっか!という量である。
フォークでやったって時間が掛かる。

レモン汁を足して、更に煮る。
テキトーに煮詰めて、
テキトーにホワイトキュラソーを振って、混ぜる。




ヨーグルトに掛けてさっそく頂きました。
ダークで良い色だ。

こんなことをするつもりが無かったから、
ちょうど昨日、空き瓶を全部ゴミに出してしまった。

とっとと食べるべしべし。
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