犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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初体験 ダムカレー篇

2017年08月07日 | たべもののみもの
[いきさつ] 佐久への旅の帰り路に、名栗湖に寄った。
ちょうど土曜日だったので、土日限定でやっているダムカレーを初体験する
チャンスだと思ったのだ。
しかし、店のおばちゃんによれば、今はもうやっていないし、再開は未定だと言う。
レジ横に手書きの食券が今もあるのに・・・。残念。


奥多摩へ行ってきた。
ああっ、そうだ、小河内ダムだ、ダムカレーがあるんじゃないか。
あるのだ。
「水と緑のふれあい館」。
ああもう、どうして役所の考える施設名には
「水」と「緑」と「ふれあい」が含まれるの?っていうか
ベタワードのみで構成されているではないか。

中は、奥多摩の水源林としての機能や、
ダムの働きや、水がどのようにして各家庭まで届くか、
あれこれ工夫した展示がされている。

中央が吹き抜けになっていて、その周りをらせん状に廊下が登っていく。
その廊下に各展示室が面している。
どの順番で見ていいかよくわかんない、ということが起きない。
それに、あとどれくらい先があるのか、ということが見える。
なかなか良い。

そして、展示を見終わったゴール最上階に、「パノラマレストラン」が有る。
よくお勉強しましたね。さ、ご飯を召し上がれ。
とばかりに。

奥多摩湖、小河内ダム(おごうちだむ)のダムカレーは、凝っている。
見た目にパーツが多くて楽しい。
ダムカレーの欠点になりがちな、ダム下流の皿を、
サラダと多目の福神漬が占める。
これは・・・紅葉を表している。と、好意で解釈しよう。

次なるダムカレーの欠点である湖畔は、ブロッコリーで山々が表現されている。
あれ?写真と違う、一個しか無いぞ。
ま、いいよ。許す。
私とて、奥多摩湖に接した山には御前山ひとつしか登ったことがない。
(そんなリアル誰も求めていないが)

更なるダムカレーの欠点になりがちな湖面がまた楽しい。
ゆで卵は巡視艇である。
ドラム缶橋の手が込んでいる。
とうもろこしの粒とにんじんの欠片がスパゲッティで繋いであるのだ。

いやもうあっぱれ。
ルーの中に具が無くっても、あたしゃ文句無いですよ。

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