[あらすじ] 奥多摩湖、水と緑のふれあい館、最上階パノラマレストランにある
小河内ダムカレーは、細かな表現が凝っていて楽しい。
http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/da98be9a5ffa11e02af9f72739d15d71
らせん状に連なる展示室でお勉強した成果によれば、
ダムには型式が何種類かある。
まず大きく二つにわかれる。
コンクリートで作ったコンクリートダムか、土や石で作ったフィルダムか。
土を盛ったアースフィルダムは、私が実際に訪れたことのある中だと、
多摩湖つまり村山貯水池である。
ちなみに、あっちのほうの盆踊りに行くと、『多摩湖小唄』というのが掛かる。
土を盛っただけでなく、突き固めているからか、傾斜の角度はけっこうある。
石を盛ったロックフィルダムなら、先頃ダムカレーを食べそびれた名栗湖の有間ダムがある。
石は自然な角度で重なっているので、傾斜がなだらかで、おっかなくない。
堤体の上を歩いて楽しめるところがいい。
コンクリートダムにも何種類かあるが、
形によっても水を支えているのが、アーチ式コンクリートダム。
黒部ダムは小学生の頃に訪れたことがある。
正直言って、ダムは怖い。
高さのある建築物ってだけでも私はちょっと怖いのに、
それがものすごい水圧を支えているというのを想像すると、ちびりそうになる。
まあ、世界の規模はこんなもんじゃないのだが。
小河内ダムは重力式コンクリートダムという種類だ。
ただただどっしりと立ちはだかっている。
コンクリートダムのもうひとつの見所は、放水の型式だ。
2本くらい穴が開いていてそこからザバーと出るものや、
堤の表面を帯状に流れるものなどがあり、
それぞれにまた高さの違いや水勢の違いがあって、興味深い。
垂直な(に近いもの)を眺め上げるのがちょっと怖い私としては、
興味は有ってもわざわざ訪れたりはしていない。
が、観光の目的で放水したり、予定を公開しているダムもある。
そのくせ滝は好きなのだから、やはり何か人工物の単調さが
いやな気持ちの原因になっているのだろう。
放水管は、ソーセージ。
カレーの話に戻りましたよ。
かなり固められたライスの、下流側に2本、ウインナーが刺さって、
放水を表現している。
ところが、ダム(本物)の上から下流側を覗き下ろしたところ、
実際の小河内ダムにはこのような放水管は見当たらなかった。
片側から管が出て、斜め下に管が落ちて行っている。
下は発電所になっているようだ。
ハッシュドポテトが二切れ、ライスの上に立っている。
これはまったく実物そのままで、笑わせてもらいましたさ。
福神漬の季節に じゃない
紅葉の季節に再訪したい。
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