2015年11月7日 山梨県
茅ヶ岳~金ヶ岳
茅ヶ岳(1,704m)
奥秩父山地の南(西)部に位置するコニーデ型の塊状火山。小楢山、帯那山、茅ヶ岳、黒富士は古い火山。標高は1,704 m。頂上からは、奥秩父の主脈や、甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山などの南アルプスの山々が展望できる。金ガ岳と連なって、八ヶ岳に似ているため『甲斐国志』や『甲斐叢記』によれば古くから八ヶ岳と混同・比較され、「にせ八つ」という呼び名がある。山麓一帯は利水に乏しく、古代には穂坂牧や小笠原牧など官牧が位設置された。江戸時代には楯無堰や大垈堰など堰が開削され、新田開発が行われた。1971年(昭和46年)3月21日に『日本百名山』を著した小説家・深田久弥が、茅ヶ岳の登山中に脳卒中で亡くなった。麓に深田記念公園があり、毎年4月に韮崎市と地元の山岳会である白鳳会によって深田祭が開催されている。
※社の山岳部の企画に参加。新宿駅から「あずさ」で韮崎駅へ。韮崎駅からタクシーで深田記念公園に。深田久弥の記念碑を見てから登山開始となりました。総勢9人、登山の実力はないが、必死で皆について行く登山となりました。


▲石碑には「百の頂きに 百の喜びあり 深田久弥」と刻まれている。

深田久弥と茅ヶ岳
深田久弥(1903~71) 作家・俳人(号 湖南子・九山)・登山家・ヒマラヤ研究家
石川県大聖寺中町七六番地(現在の加賀市)に、父深田弥一、母トメの長男として明治三十六年三月十一日に生まれる。幼少時代より読書を好み、福井中学校在学の頃からよく白山をはじめとする付近の山々に登り、山にとりつかれるようになっていった。第一高等学校進学後は、寮生活を通して文学と登山に全情熱を傾けた。昭和十五年東京帝国大学文学部に入学。やがて文学誌「新思潮」同人に加わり、作家としての道を進むことになっていく。内外の山紀行やエッセイ、特にヒマラヤの研究に精力を傾注し、昭和三十三年には、ジュガール・ヒマールに遠征した。息の長い「山」に関する膨大な作品群の中では、日本全国の山々から百座を選んで約半世紀にわたる登山歴を背景に綴った「日本百名山」があまりにも有名である。昭和46年三月二十一日、親しい山の仲間たちと茅ヶ岳に向かった。女岩を経て頂上まで十数分ほどの稜線を歩いていたとき、突然脳出血で倒れた。仲間の「この辺りはイワカガミが咲いて、きれいです」との言葉にすっかり喜び、「そうですか」とうなずいたのが最後だったという。 墓は加賀市大聖寺神明町の本光寺にある。また、昭和四十九年四月大聖寺町江沼神社境内に、深田久弥文学碑が建立された。逝去後十年を経た昭和五十六年四月二十一日、韮崎市観光協会は山梨県、韮崎市、地元山岳会白鳳会の協力を得て、この地に茅ヶ岳深田記念公園を開設し、氏の自筆による「百の頂に百の喜びあり」の記念碑の除幕を行った。以来、「深田祭」として毎年四月第三日曜日に氏の遺徳を偲んで碑前祭と記念登山を行っている。深田氏終焉の山、茅ヶ岳(標高一七〇四メートル)の名は、その酸性土壌からカヤが全山麓を覆っていることに由来する。山頂からは奥秩父連峰にはじまり八ヶ岳、鳳凰三山など南アルプスの高峰、霊峰富士へと連なる大パノラマが楽しめる。平成九年二月、県の「山梨百名山」に選定された。 平成十一年二月 韮崎市 掲示板記載内容

▲登山開始



初めは緩やか上り坂で、紅葉を楽しむ余裕の山行でしたが・・・・


緩やかな上り坂が続き、楽勝!楽勝!

楽な上り坂は終わりこのあたりから、厳しい登りとなる

これってつっかえ棒?だよね・・・・役にたちそうもないが。。。。。

▲またまた つっかえ棒

▲女岩へのルートは立ち入り禁止

厳しい登り



ルートはジグザグ。足腰もジグザグ・・・



深田久弥終焉の地

ここでリーダーから茅ヶ岳山頂が近いとのお言葉・・・既に足腰は疲労困ぱい。一歩は20cm位か・・



やっとのことで茅ヶ岳山頂へ到着。1704m

山頂はさほど広くなく、心地の良い座る場所を探すのに一苦労


遠方の山の名を教えてもらったが、覚えていない。。。。。

これから登る金ヶ岳。遠方に八ヶ岳の稜線が見えている。

わずかな時間見えた富士山!なんだか嬉しい気分
1時間程度休憩し、金ヶ岳へ。行程は一時間程度で下って登るハードなルートでした。
金ヶ岳(かながたけ)
金ヶ岳(かながたけ)は、山梨県にある山である。奥秩父山地の南(西)部に位置し、山梨県甲斐市と北杜市との境にあたる。
標高は1,764m。登山道中、八ヶ岳がよく眺望出来る。北峰と南峰がある。茅ヶ岳と連なって、八ヶ岳に似て見える。「にせ八つ」という異名がある。


▲たぶん イワカガミ


▲後方には茅ヶ岳



景色の良い所に出るが楽しむ余裕なありません





▲金ヶ岳山頂到着 山頂は狭い わずかな休憩後下山 明野ふれあいの里へ

▲岩の脇がルート 左は崖・・・




写真では緩やかな下りに見えますが、かなりキツイ下りもあり、落ち葉で滑り何度も尻餅する。




なんとか無事下山。もちろん、足はパンパンでした。
cosmophantom